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インタビューのパイロットテストを受けてみた

こんにちは。バーピージャンパーです。ナビタイムジャパンの法人向けサービス「動態管理ソリューション」の開発を担当しています。

先日の記事「インタビューのパイロットテストをやってみた」でインタビュイー(インタビューを受ける人)をやりました。本日はその視点で、感想をお話したいと思います。

まだ読まれていない方は、本記事をご覧になる前にぜひご一読ください!


今回の流れ

簡単におさらいすると、今回はナビタイムジャパン社員バス利用者を対象にして、

1. アンケートを事前に記入
2. アンケート結果をもとにインタビューを受ける

という、一般的にもよくある流れでインタビューを受けました。


気づいたこと

手法やテクニック的な観点というより、日常的にバスを利用する1人のユーザーとして率直に、パイロットテストのインタビューを受けてみた感想です。


■生の声を伝える(聞く)重要性

そんなの当たり前だろ!と言われそうなことですが「利用者視点は実際に本人に聞いてみないとわからない」ということがわかりました。

私は「自宅から駅までの移動にバスを使う」、比較的バスのヘビーユーザーなのですが、自分にとってある意味当然だと思っていたことが、他者にとって実は新鮮な視点でした。

例えば、私はバスに乗ろうと思ったときにほとんど時刻表を見ません。これ、インタビュワーにとても驚かれました…笑

時刻表を見ない理由は、大きく2つあります。

●普段からバスを使っているので、大体の時間や「○分後にバスが来る」などの法則がわかっている
●電車と違ってバスは時間通りに来ないケースの方が多いので、時刻表の時間=出発時間じゃないと、そもそも認識している

特に後者に関しては、バスは線路と違って刻々と状況が変わる道路を走っているので、なかなか時刻表どおりに運行していないことが多いです。私の利用する路線では数分〜10分程度遅れて来ることも多々あります。

そうすると、時刻表に合わせて家を出てバス停に向かっても、最大10分くらい待たされてしまうわけです。特に今の時期、炎天下で待たされるのはキツイ…。

逆に、遅れる前提で時刻表の2~3分後にバス停に行くと、運良く(悪く?)道路が空いていて、時間通りにバスが去っていってしまったこともあります…。

ですので、時刻表を見る前に各バス会社のバスロケーションシステム※を開いて「今から何分後にバスが来るのか」を先に調べています。それでうまくヒットしないときに時刻表を見ます。

※バスロケーションシステムとは                  GPSなどを使って、バスの位置情報を収集し、バス停にある掲示板や、スマホ/PCに情報を提供するサービス。バスが今どのあたりを走行しているのかがわかる、とても便利なシステム

▼私がバスに乗るときに気にしていること

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社内にもユーザーはたくさんいる

土地的なユーザー層は限られてしまうにせよ、社内にもいろんなユーザーがいます。私自身、「バス」と「電車」は毎日使いますし「自動車」も割と運転します。

私だけでバス・電車・車ユーザーとしての意見を提供できますし、ナビタイムジャパンには社員が約500名もいます。ですので、社内だけでも色んなジャンルのユーザー・意見を収集できます。

また、自分たちの会社サービスをよくするためのインタビューなのでインタビュイーとしてもより一層真剣にインタビューに答えられます。インタビューのとき、大汗かきながら熱く語ってしまいました…笑

(そのせいでインタビュー予定時間を超えてしまいましたが)


まとめ

簡単な感想ですが、社内でユーザーアンケートやインタビューを実施することは非常に有効だと思います。

特に「ユーザーのリアルな声をもっと集めたいけど、街中でのアンケートやインタビューはハードルが高い…」と思っている方、まずは気楽に社内で実施してみてはいかがでしょうか?