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フルリモート会社の社長が本音で語る、リモートワークの実態

こんにちは!
株式会社NAVICUS 代表取締役の武内です。

NAVICUS社では、コロナ禍以前からリモートワークを採用しており、今では35名の社員のうち30名以上が完全リモート、固定出社は1名のみという体制になっています。

今回は、リモートワーク導入に至った経緯や、リアルな実態についてお話します。
後半に、社内で実施した面白い実態調査のデータもあるので、ぜひご覧ください!

リモートワークを採用した経緯

よく採用面接で、リモートを導入した経緯について質問いただきます。
リモートワークを導入した理由は大きく2点で、

・そもそも最初にオフィスが無かった
・社員1号が大阪在住だった

です。

そもそも最初にオフィスが無かった

NAVICUSの設立は2018年7月ですが、立ち上げは私1名、どこからも出資を受けずに自己資本で設立しています。最初はいわゆるバーチャルオフィスで登記し、作業は自宅かカフェ等で行っていたので、言ってみれば「最初からリモートワークだった」わけです。

ちなみに2019年7月から秋葉原にオフィスを構えていますが、社員35名に対し、座席は未だに8席しかありません。

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社員1号が大阪在住だった

NAVICUSは東京都内で登記している会社ですが、2019年2月にジョインしてくれた社員1号は、大阪在住者でした。

このメンバーはDeNA時代の元同僚でもあったのですが、「リモートワークが可能であれば入社できるかも・・・?」という話の流れから、「じゃあオッケーオッケー、全然オッケー」とリモートワークを取り入れた次第です。場当たり的な感じもありますが(笑)、これもNAVICUSの特色の一つである「合理性を重視する」考え方の一つです。

「先進性」より「合理性」を追求

フルリモートワークの職場だとご紹介すると、よく「新しい働き方!」「今風の企業!」と注目いただきますが、実際のところ「先進性」は全く求めていません。
あくまで発想としては「合理性」を重んじています。

要は例えば、
「満員電車に乗るのって非効率じゃない?」「家にいられれば仕事と家業の両立しやすいよね!」「(最近だと)感染症のリスク下げたいよね!」
といった具合で、そもそもの常識を疑い合理的なやり方を探求しています。

重要なのは、「多様な変化に対応し健全な成長ができる企業を作る」事で、流行りに乗っかって社員を振り回す事ではないです。リモートワークも、あくまで合理的判断の一部でしかありません。

リモートを可能にすれば、採用の幅が大きく広がる

リモートワークのメリットはあまりに多いので、他メンバーのnoteや公式サイトのインタビュー記事もご覧いただきたいですが、明確に1点挙げられるのが「採用の幅が大きく広がる」点です。

とりわけ大きいのが、「ママスタッフ」の活躍です。

出社必須の職場であれば、家業との両立のため時短勤務になる必要があったり、そもそも勤務を続けられないケースもありますが、NAVICUSの場合5名のマネージャー陣のうち2名がお子さんのいるママです(ちなみに子供はとってもカワイイ)。そういった「オフィス通いの会社では勤務しづらいが優秀な人材」に活躍してもらえる、という非常に大きいメリットがあります。

※実際の働き方は公式サイトの対談記事にも載っているので、是非ご覧ください。 【プレママ・ママ社員に聞く】NAVICUSの働きやすさVol.1

また、「日本中の人材が採用できる」という点も非常に大きなメリットです。
現状のNAVICUSでは、社員の居住地分布はこういった具合になっています。

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ちょっと前まで東北エリアにもスタッフがいたのですが、最近東京に引っ越したため、マップの網羅性が下がり少しがっかりしてます(笑)

採用枠を物理的な通勤圏内に限定せず、日本中に採用の範囲を広げられる事により、より適正の高い社員を採用できる確率が上がっています。またママスタッフの場合同様、「リモート可だからこそ働ける」メンバーも多いです(地元で生活したい、身体的理由etc...)。また首都圏外在住の場合、固定の生活費が下げやすいため、結果として従業員本人の可処分所得水準が上がるというメリットもあります。

実際、社員同士どのぐらい会ってるの?

フルリモートだと、社員同士まともに顔を合わす機会が無いのでは??という所が気になるかと思うので、2021年8月末、社内で「対面実績アンケート」を行ってみました。
社員同士、今まで会った事があるかをアンケートで回答してもらい、可視化したものです。

以前も同様の調査を行っているので、詳しい解説はそちらをご覧ください。社員の〇割が「会ったことがない」スタートアップのリアル

このアンケート自体が「どの頻度で会ってる」ではなく「そもそも会った事があるか」なのが面白いところですが、現状では「一度も会った事ない同士」が3割ほどいるようです(無色部分)。

対面実績

僕自身も、2年以上会ってないスタッフもいます。が、ビデオ通話のZoom、チャットツールのSlack、音声通話サービスのroundzといった「3種の神器」が日常的に使われており、正直「会ってない」気が全くしていません。事実、上記のアンケートでも、縦軸と横軸で回答が食い違ってる(片方は「会ったことがある」と言っていて、もう片方は「会ったことがない」)ケースも散見されます。そのぐらい、「会ってるのと同じ」ようなコミュニケーションの質・量が担保できてると思っています。

「とはいえ、直接会った事ないのに関係づくりなんてできるの??」と疑問に思う方は、NAVICUS社内で行っている相互理解のための取り組みをまとめている記事があるので、こちらを是非ご覧ください。

■フルリモートでも絆が深まる?! メンバー同士深く分かり合うための取り組み 「75 days ago」って何?

■NAVICUSの福利厚生が目指すトコロ~働く環境について~


★フルリモートのデメリット

リモートワークにも幾つかの課題があります。
最後に、私自身が一番課題視している事象についてお話します。





太った。



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