無料の読書カウンセリング~一万円選書~
こんにちわ。
会社員ギタリストのNavi(ジュンペイ)です。
突然ですが、いわた書店の「一万円選書」をご存じでしょうか?
いわた書店とは、北海道砂川市にある本屋さんで、紀伊国屋書店のような大型店舗ではなく、いわゆる町の本屋さんです。
その書店の店主の岩田徹さんが、その人の為に一万円分の本を選んでくれます。
その一万円選書は本好きだけでなく誰をも魅了し、三千人待ちで、プロフェッショナル仕事の流儀ほか、さまざまなメディアで紹介され話題になっています。
2023年の6月に幸運にも当選し、選書してもらったので、今日は一万円選書を紹介したいと思います。
一万円選書の魅力
では、なぜ町の本屋さん店主に本を選んでもらうことに三千人が待つのか?
それは、「選書カルテ」が存在するからです。
選書カルテとは一万円選書の鍵となる、「お客様自身の個人カルテとなります」
そのカルテを元に店主が選書してくれますので、「自分の為だけの選書」というオーダーメイド感が生まれます。
また、本の内容も一般的なベストセラーではなく、店主が実際に読んで「これはいい!」と感じた本から選んでくれます。
ですので、メジャーではなく、本好きでも読んだことが無い本が選書されます。
待ってる間のワクワク感はすごいですね。
カルテの内容
気になるカルテの内容ですが、
年齢や家族構成、仕事、最近気になるニュースなどの項目に加え、以下の内容を回答します。
いかがでしょうか?
この内容にすんなりと回答できますでしょうか。
人によってはかなりの時間をかけて内省する必要があり、かなりつらい作業でもあります。振り返ることで涙する人もいるとのことです。
こうやって出来上がったカルテ選書の大きな助けになるものはもちろんですが、カルテを書き上げる段階で嫌な過去の洗い出しや自身の価値観がみつかります。まるでセルフコーチングです。
このセルフコーチングを終えた状態で選書された本を読むことで、自分の人生を考えながら読書できますので、読書の深みが増します。
このカルテの精度をどれだけ高めるかがポイントですね。
自分は、ここが弱かったと思います。そもそもビジネス書しか読まなかったので、人生の20冊が選びにくかったし、内省にもっと時間をかければよかったと反省しています。
募集時期と選出
募集時期は10月初旬、いわた書店のWebサイトから行われます。
募集期間も超短く、23年度は10月2日~9日まで。
今年は2回に分けて募集されるようで、次回は24年4月です。
少しでも気になったら、以下のリンクから募集してみてください。
https://iwatasyoten.jimdosite.com/
ここで数千人の応募があります。
その中から毎月100人程度選出されます。
自分は22年10月に申し込み、23年6月に当選のメールが来ました。
実は応募をすっかり忘れていて、忘れたころにやってくる感がすごかったです。
選出されたら
選出されたらカルテを書き、メールで岩田さんに送付します。
その後、選書内容が送られてきますので、読んだことある本は変更してもらうことが可能です。
自分はなかったんですが、人によっては変更の数回のやり取りがあるかもしれませんね。
気になる値段は、本の価格と送料のみ。
店主の選書代金は無料です。
いかがでしょうか?
セルフコーチング(カルテ)をして、カウンセリング(選書)を受け、内省を深める(読書)。
必要なのは、書籍代と送料。
無料の本のカウンセリング、いかがでしょうか?
会社員ギタリストを応援しています。
読書苦手な方は、コーチングや内省について考えてみてもいいと思いますよ。
参考文献
一万円選書の本や仕事の流儀のDVDも発売されてますので、気になったらどうぞ。
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