新人には無理矢理本を読ませたい
こんにちわ。
会社員ギタリストのNavi(ジュンペイ)です。
10年以上新人教育や海外工場メンバーへ教育を行ってきましたが、効果ある人財育成が難しいです。
昨日の打ち合わせでも、「何回同じことやってんねん」と突っ込みたくなりながらも、自分が解決できなかったトラブルだったので黙って若手に任せていました。
5年以上前になります。
新人教育を担当していたので、課題図書を新人に渡せて読ませています。
新人にも読みやすいビジネス書を探して選んで渡していますが、
あるとき、新人さんがスマホを私に見せてこういいます。
「この本めっちゃBOOK OFFに並んでますよ~」
課題図書のタイトルでSNSの検索をしたのでしょう。
「お~、ホンマやなぁ」
としか答えませんでした。
恐らく新人さんは
「売られまくってめっちゃサブイ本やん」
という感情で言ってきたんだと思います。
しかし本質は違って、
「売れた本だから古本屋に並ぶのです」
売れてない本はそもそも分母が違うので古本屋に並びにくい。
バカ売れした本だからめっちゃ古本屋に並ぶのです。
ですので、古本屋にどっさりある本ほど読むべき本なのです。
自費制作のCDは並びませんが、ミスチルはBOOKOFFにどっさりありますよね。
そういった理解ができなかったんでしょうか、
課題図書は読まれなかったでしょう。
その新人さんの一人は挨拶も無く会社を辞め、
もう一人は裏表ありまくりの態度で仕事続けてます。
課題図書を読んで、私にフィードバックしてくれたら何か変わっていたかもしれません。
でも、ハラスメントの時代になり、自己啓発を押し付けることがしにくくなってます。
組織に必要なのはメンバーの人間的成長なのですが、なかなか理解されないままです。
もうしばらく私のテーマとして持っておきます。
ちなみに、課題図書はこちらです。
誰でも読める内容で、もちろん自分も読んでから課題図書に決定しました。
入社10年目が読んでも発見がありますよ。
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