2018年5月の記事一覧
ピーターラビット:チンピラとサイコのガチンコバトル
※英語版を視聴したためシナリオの詳細を理解しきれていない可能性あり。
また、詳細なシナリオ展開には触れないがネタバレを気にする方はすぐ映画館に行くことをお勧めする。 (と書いているが後々読み直したら結構シナリオに触れていた。)
非常に独断的な感想なのでまじめな方は読まないほうがよいかもしれない。
もとヤンキーが更生してまじめに働くパパさんとかになっていると、各メディアで美談として語られることがよ
CARGO(リメイク長尺版):優しさと哀しみの物語
数年前にYouTubeで無料公開されて話題になったCARGOという短編映画がある。
ゾンビパンデミック後の世界で赤子を守ろうとする父親の姿を描いた、わずか7分ほどの作品。
今回、私が観たのはこのオリジナルを長編映画としてリメイクしたものだが、オリジナルをまだ観ていないという方がいればぜひ観ていただきたい。
CARGOオリジナル版→ https://youtu.be/gryenlQKTbE
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ランペイジ:ロック様を巨大化させれば全て解決なのだ
製作陣の『細かいことはいいから巨獣と巨獣が闘って街が派手に壊れる映画作りてー!』って想いが詰まってた。
そのかわり序盤のストーリーや説明臭いセリフの数々は陳腐というかマイナス点。
まあ、そういうのを楽しむ映画ではないしデカイもの同士が乱闘するってところにシナリオ後付けしたんだろうからそれはいいんです。(原作はビデオゲームなんだってね。)
でも後半の巨獣大乱闘は最高。
デカイゴリラとデカイオオカミ
いぬやしき:孤独な二人の見た世界、目指した世界(途中からネタバレあり)
邦画もついにここまでのCG表現ができるようになった!最高じゃないか。
それが見終わった直後の感想である。
CG満載のSFアクションがついに日本でも作られるようになったんだ。
そして同時にこの映画の根底にある普遍的なテーマにも気づかされたのだ。
わたしはいぬやしきという作品をつい最近まで全く知らなかった。
GANTZなどでおなじみの奥浩哉氏によるSF漫画が原作となってアニメ化、そして今回実写映画化
ゾンビーワールドへようこそ:のび太君が男になる瞬間
『ゾンビーワールドへようこそ』という映画がある。
ショーンオブザデッド以降に続いたコメディタッチのゾンビ映画の中でもピカイチの作品だと私は思っている。
タイトルもジャケットもやる気が感じられないが、実は中身は完ぺきといっていいほどの青春映画なのだ。
映画の直接的なネタバレに触れる気はないのだがいっさいの前情報なしに映画を楽しみたい人は読まないことをおすすめする。
だが、ここでは細かい描写よりも映
レディプレイヤーワン:東映特撮とサンライズアニメとガンプラで子供時代を過ごした中年が感じたこと(ネタバレ有り)
スピルバーグ監督のレディプレイヤーワンを公開日に観に行った。
正直言って泣くかと思った。
今までの自分の人生が全て肯定された気がしたからだ。
子供の頃、私は家のなかで独りで遊ぶのが大好きだった。
特に虐められていたとかいうこともないのだけど独りで部屋で何かをしているのが好きだった。
さほど多くないながらも友達もいたのだけど独りが好きだった。
テレビで変身ヒーローやヒーロー戦隊が大型ロボットに