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ワールドカップのホイッスル(笛)はどこメーカー?

サッカーワールドカップが盛り上がっていますね。

先日、今大会で初めて選ばれた日本の女性審判員、山下さんの記事を書きました。今回も審判に関係する話題で、ワールドカップで使われているホイッスルについて紹介致します。

テレビを観てても感じると思いますが、サッカー場ってもの凄い騒がしいですよね。その中で審判のホイッスルってとても響くなぁと思った方もいるのではないでしょうか。


ワールドカップ指定のホイッスルはあるのか?


実はワールドカップの公式の笛は無く、採用は審判の好みとなっています。

一番多く使われているメーカーは?


今大会はまだわかりませんが、前回のロシアワールドカップの半数以上は競技用ボールなど製造を手掛けているモルテン(広島市西区)の審判用笛「バルキーン」というホイッスルが採用されていました。

バルキーン



モルテンは本格的な競技審判用の笛がなかったことから開発に着手し、100個以上の試作品を経て2009年に発売。バルキーンは空気の吹き出し口が2カ所あり、高さの異なる音が重なって力強く響くのが特徴。10年の南アフリカ大会でW杯デビュー、民族楽器「ブブゼラ」の大音量が響く中でも埋もれない音色に評価が高まった。バルキーンは今大会でも既に使用されたため、4大会連続で「ワールドカップ出場」を果たしている。

モルテン公式サイトでは「サッカー専用のホイッスルの最高峰」として定価5,170円(税込)で販売中。


実は今大会の日本の初戦ドイツとの試合でもこのバルキーンが使用されました。

あの勝利の瞬間の音が日本のものづくりの拘り、技術が詰まっていると思うと、感慨深いですね!

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