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ぶんけいさんのインスタライブの話

 昨夜、ぶんけいさんという方がインスタライブを行った。ハクシという自身の映像会社を経営しながらも、チョコレートという会社に“修行をしにいく”という報告だった。

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 ぶんけいさんを知ったのはYouTubeだった。パオパオチャンネルの大ファンだった。パオパオチャンネルは現在活動休止しているが、夢のために決断したという姿はかっこいいなと思っていた。

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 同時にチョコレートという会社は、以前から気になっていた。きっかけは昨年末のあさぎーにょさんの動画に感銘を受けてから、どんな会社なんだろうと注目をしていた。https://youtu.be/XGL2n1yCY1I 見ていない人はぜひ動画をみてほしい。

 そして昨夜のインスタライブ、本当に感動した。コロナで暗いニュースが続いている中、自分の夢を語るその姿、向上心、そして行動力は就活に悩んでいた私の心に深く刺さった。

 小さい頃、漫画家になりたかった。本気で目指していて、原稿用紙から道具まで揃えて毎日毎日漫画を描いていた。思い出したあの頃は楽しかったな、と。いつの日か現実を優先し、今こうやって就活というか、自分のやりたいことについて悩んでいるわけだが、本棚に10年前に買った『マンガの書き方book』が教科書と一緒に並んでいるのを見ると、まだ夢を諦められてないんだろうなと思った。

 別に漫画家をもう一度目指すわけではないが、“ワクワクを届ける仕事”というワードには心がすごく惹かれる。高校の時に所属していた吹奏楽部の演奏会では、お客さんと一緒に楽しんでもらうをコンセプトに企画作りしていたし、何よりも楽しかったな。

 大人になると、夢よりも安定が優先されていく。周りに否定されたりバカにされるのが怖くて、心の深く暗いところに夢を押し殺していたけど、叶えたくなった。自分にも可能性はまだまだあるのでは、と思えてきた。思い出した、私は負けず嫌いだった。吹奏楽を始めた頃だって、自分だけ初心者で吹けないことが悔しくて練習たくさんしてきたし、大学まで続けてきたし、努力した結果がついてきたこともあった。“努力は必ず報われる”って言葉を恨むくらい報われなかったこともあったけど、報われたことだってあった。大人になっても変わらないのではないだろうか。

 私は純粋で、人のことをあまり疑ったりしない。(あまり考えていないともいう)だからたくさん人に裏切られて、信用していたが上にすごく傷ついたことだって何度もあった。でもそのたびに誰かに助けられて、這い上がってきた。あまり上手とは言えない生き方だけど、これからもそうやって生きて、助けられて不器用ながらに前に進んでいくんだろうなと思った。てか、そうしていきたい。

 まだ私はビビりなので、ぶんけいさんみたいに声を大にして夢を語ることはできないが、絶対に叶えてみせると心に決めた。とりあえず今は外に出れないので、次のTOEICに向けての勉強と、本を読みたい。久々に楽器も吹こうかな。