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写真がすきということ

歴史が好きなのにはきっかけがあった私。

写真はいつから何故興味を持ったのか分からない。小学校の頃写真を撮り合うのが流行ったのもきっかけのひとつなのかな。当時は"写ルンです"だったり、普通の一家に一台なコンパクトカメラだったり。変わらないのは、撮られるのではなく撮るのが好きだったこと。腕はさておき。

働き始めてまず買ったのがLomographyの"LC-A+"

何故最初にトイカメラ?と記憶を手繰り寄せると、当時女の子向けな写真雑誌でトイカメラというものを知った所から...だったような覚えが...かすかに...何年前だろう一体。

周りが暗く写るので雰囲気が出る。空ばかり撮った。くっつけるレンズを買ったり楽しんだ。腕はさておき。


その後何年かして、一定の金額が貯まったご褒美にちょっといいカメラを買おう!と思い立ち、物色し始めた。

そして買ったのがRICOHの"GR DIGITAL Ⅱ"

このカメラを買った理由ははっきり覚えている。好きなミュージシャンが使っていた事(すみません)、有名な方々何人かが寄せた写真集にもその方が載っていて、それをみて色がいいなぁと思った事。そして一眼レフを買うにはまだ及び腰であった事。4万円のGRは初心者には買いやすかった。

そしてGRの写りに感動し、空に、海に、花に、山に、旅に。どこにでもお供してもらった。その頃姪っ子も生まれ、子供を撮る楽しさも知った。どこで撮ってもいい色が出る。子供を撮るのは手ブレ機能がないので家の中では少し辛い。方法があったのかもしれないけど、なにぶん腕がないので。

その後何年かして、遂に、一眼レフ...

ではなく、ミラーレス一眼を買った。OLYMPUSの"OM-D E-M5 MARK Ⅱ" 

理由はこれも最近なのではっきり覚えていて、姪っ子の運動会を撮りたいと思ったからだ。GRは激しく好きだが、GRでは寄れない。寄りたい。姪っ子のダンスする姿を、走る姿を残したい。動画ではなく、一瞬として切り取りたい。そう思った私は妹に、私来年の運動会までに一眼レフ買うわ!と宣言していた。

宣言してからまた物色が始まった。

気になるもののパンフレットを持ち帰り、見まくる。悩む、悩む、悩む。どれもいいもの。全部試したいわよ。

額が違うから悩んで当然といえば当然。慎重と言えば聞こえはいいけど、優柔不断なのだ。でも、悩む分買ったものは大事に長く使う。

ミラーレスにしたのは知り合いの強い勧めにより。彼女は一眼レフといいレンズを買っていたそうで、でも重くて持ち歩くのが...今から私が買うならミラーレスにする、軽いは重要との事。カメラが好きな者として一眼レフに憧れはあるが、確かに持ち歩きづらいとなぁ、山にも持っていく訳で、重いから持っていかなくていいや、となったら本末転倒だなぁ。...(この間何時間)...よし、ミラーレスにしよう。

OLYMPUSにしたのは、ファインダーがあった事、見た目(カメラっぽい)、マイクロフォーサーズは気になるけどその分レンズも小さい、防塵防滴、帰る金額、ミラーレスがよく聞くようになったのはOLYMPUSだった気がしたこと 、その他諸々という所。メーカーでも散々悩んだ。今はミラーレスもフルサイズとか出てきて気になる。

そんなで我が家にやってきたミラーレス。最初は慣れなかったものの、今では相棒のように、山に、花に、散歩に旅に。

綺麗だな、可愛いな、かっこいいな、と思ったものを撮っている。

写真はいいもの。当時の気持ちをきゅんと思い出させてくれる。

先日、私の写真を見てそこ行ってみたんです、と仰って下さった方がいた。いつも一方通行で写真をSNSへあげているだけな訳だけど、それが誰かの"行ってみよう"に繋がることもあるんだと嬉しかった。

新しく写真の楽しいところ、が増えた。



そうそう、最近GRを買い直したんだけれど、買った機種が

"GR Ⅱ"

と、言います。


何年か先 、

きっと私は"なんとか Ⅱ"というカメラを買ってるんじゃないかなと今から予想しています。



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