当て馬が前半にこない、#着飾る恋 における恋愛ドラマの変化
今期1番いいと思ってるドラマ
「着飾る恋には理由があって」
最初、タイトルが長すぎるから微妙だな〜なんて思ってたけど、そこはさすがドラマのTBS。信頼と実績のTBSですよ。
それもアンナチュラルとかMIU404を手がけた新井順子プロデューサーで、演出はこの2作品を手がけた塚原あゆ子さん。他にも演出家さんが2人いるので、回によって演出家さんは違うのだけど。
もうこの2人がタッグを組むとかハズレなしでしょ。ここ3年くらいでドラマ大好きクラスタはキャストよりも脚本家気にする流れになってきたと感じてるんだけど、でも演出家も大事だよな、てすごく思う。
さて、このドラマのいいところはなんといっても当て馬が前半のドラマに出てこないってところ!!!
※当て馬とは
恋のライバル。ドラマの中盤までいい感じになってる人。
つまり、展開が早い!これにつきる。
展開が早いドラマなんて今までいっぱいあると思うじゃん?
いや、恋愛ドラマに限ってはない。
だってクライマックスを最終回にもってくるのは決まってるし、だいたい最終回で成就させるわけ。今の時代、YouTubeとかに慣れちゃってる視聴者からすると展開が少しでも遅いって致命的と思ってるから、2話で展開しちゃってるのがすごい嬉しい。
新井さんに感謝(だれ)
恋愛ドラマの展開は5話くらいまで当て馬といいかんじになって、視聴者も「もうこっちにしておきなよ〜」なんて感想がでがちだけど、8話くらいで急に好きな人が「やっぱりお前が必要だ」とか言い出すのがザラなの。こっちとしては当て馬と一緒になってほしいモードだから切り替えるのむずいのよ。
だけど、このドラマは違う。
もう2話からずっといいかんじ。もちろん、どうなるんだろう?みたいなのはあるんだけど、それでも毎話演出が最高。ちゃんとキュンが用意されてるんです。
さすが信頼と実績のTBSよ。(2回目)
恋愛ドラマって、どっちかが鈍感だったり、当て馬と一旦いいかんじになったりするから、くっつくのかくっつかないのか、みたいなのが定番。だけど、なんだかんだ最終回の残り1分で成就する。
それじゃ遅いの!!!!
今回、横浜流星が出てる作品をもっと観たい!と思ったきっかけで、「初めて恋をした日に読む話」も「私たちはどうかしてる」も観たんだけど、観てる間ずっと辛い…恋愛ってそういうものなかもしれないけど、辛いより2人が仲良くやってる姿見てた方がいい。
それもヒロインの真柴が振り向かせようとする行為がなくて、駿にちゃんと好きと伝えるところがまたよいよね。
そして、ドラマの最後にサイドBとして駿の気持ちが見えてるのもいい。
もしこれが描かれてなかったら
「どういうつもりなのー?」とか、顔の表情だけで考察しはじめちゃうもん。オタクたちは笑
今のところ毎話最高なので、まだ観てない人、毎週見てるけど録画までしてない人。Paraviに課金してみてください。
そのうちアマプラで配信されるっしょ、て思ってるかもしれないけど、その頃には違う恋愛ドラマでキャーキャー言ってるから、うちらは(だれ)
振り返ってみると、あー、こういう表情してたなぁとか細く見れるのがいいところだよね。CMもないし。
今から #着飾る恋 ロスになるのが怖い成瀬でした。
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