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子宮体ガン体験記 抗がん剤2クール目8日辺り

(5年ほど前の事を編集し直して綴っています)

2回目の投与は1回目より副作用が強かった。
と言っても、本当に副作用に苦しんでいる人に比べたら少ない方だったと思う。

今回はあった副作用は
・気持ち悪さ
・倦怠感
・ホットフラッシュ(これは副作用?)
・貧血
・手足の痺れ
・際限ない空腹?

みたいな感じです。

気持ち悪さは普通にあるものだと思う。倦怠感もそう。

抗がん剤を打つ時には、投与前に吐き気どめのかなり強い薬を飲む。
ちゃんと間違いなく飲んだかを看護師さんが目の前でチェックするぐらいの強力で大事な薬だ。

それが出来てから、一昔前の映画やドラマ、マンガ等で見かける、激しく吐き気に襲われる抗がん剤の副作用は緩和されたのだろう。

吐き気についてはそれだけではなく、プリンペラン(メトクロプラミド)という小さな錠剤も処方されて、投与後数日間は気持ち悪くなるたびに飲む事になっている。

ホットフラッシュはね、更年期のおばちゃんがなる症状のよくあるヤツで暑い日じゃなくてもいきなりお風呂でのぼせたようになったり、何もしていないのに汗が吹き出してきたりする症状だ。

抗がん剤投与中は頭に直接熱さまシート貼って対策した。
これ見た目は間抜けだけど、ずっとおハゲでもいいじゃん、と思うぐらい快適だった。
前から一番貼りたいと思ってたところに、この時は毛が無いから貼れるんだもんね。

そして地味に辛いのが貧血。
前回貧血が完全回復しないまま、次の投与だったので
ちょっとキツかった。
フラフラするとかいう全校朝礼で倒れちゃうタイプの貧血ではなく、少し動いただけで息が上がってしまうタイプの貧血。

階段あがるときに息が上がる人、運動不足なだけじゃなく貧血が原因の事もあるかも。私は手術前はずっとこれだった。
後ね、貧血だと氷をガリガリ食べたくなるんだって。

それから二回目から出たのが手足の痺れ。
これは手はまだ深刻じゃないんだけど足は少しの気になる。
抗がん剤の副作用で吐き気の次に出やすいもののよう。

この痺れが出たら、出来るだけ早めに水分多く取って身体に残っている抗がん剤を排出しないと、この副作用は長引くと抗がん剤が終了した後にも後遺症として残る人もいるらしい。

そうしてもう一つの、これ抗がん剤の副作用というより、抗がん剤治療のために飲んでる吐きどめの副作用だと思うんだけど、いくら食べてもお腹に満足感が無い。
いくらでも食べられてしまう。
そして空腹になると気持ち悪くなってしまう。
これに関しては個人差があるから、気持ち悪いままで何も食べられないって人も結構いると思う。

というのが抗がん剤2クール目の一週間目辺りの症状だった。

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