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【ステップファミリー】大好きだと叫びながら、コラー!と叱る。

ステップファミリーの我が家、私には血のつながった娘と血のつながりのない夫の連れ子である息子がいます。

新しく親となった自分(もしくは再婚相手)と血のつながりのない子どもとの関係や、子ども同士の関係での悩みは、正直に言って尽きることはありません。

私は娘が3歳で別居、5歳で離婚成立。ずっと二人三脚でやってきました。
息子くんとはちょうどその頃、5歳で出会い、もうまる4年の付き合いになります。

初めて遊んだ日
ふたりはまだ小さかった

私は子どもたちに対して平等に対応できているだろうか。
本当の親ではない私は、どこまで息子に注意したり叱っていいのだろうか。
子ども同士が喧嘩してしまったときの声掛けはあれで正しかっただろうか。
幼少期を知らない私は息子の気持ちに本当に配慮できているのか。
息子のことを気遣うあまり、実の娘をおざなりにしていないだろうか。

この辺りは、結婚してから毎日考えてます。
考えすぎて頭がおかしくなるーーーって時もあります。

そんなときに私が立ち戻りたい考えがいくつかあります。

子どもを平等にみることは無理って諦める

子どもに対して平等に対応することは必要ですし、努力するべき点だと思います。でも、血のつながった子どもに対する感情移入や理解は、本能的になのか共有する時間の長さがそうさせるのかは分かりませんが、これまで育ててきていない子どもに対して持つ感情や理解と異なる場合があります。
例えば、自分の子どもに不利なことがあれば「かわいそう」と強く思ってしまったり。自分の子どもが人を不愉快にさせる言動をしていたとしても、気づきにくかったり。

実子と連れ子を平等にみるって無理です。
我が子の言動の認知には偏りが生まれる。
まずはそういう前提に立つことにしています。

そして。

だからこそ夫婦間でそのことを共有し話し合う必要があるんです。

人の感覚ってほんとに一人ひとり違う。どこまでの配慮をすることがマナーなのかとか。どういう感覚で発言しているのかとか。
で、大人って経験値があるから距離感も取れるし言動に気をつけることができるんだと思うんです。だから、価値観の違いをうまく隠すことができますよね。

でも、育てている親の価値観にもろに影響を受けている子どもは、取り繕うことなく素直にそれを表現してしまう。

一緒に暮らすとその価値観の違いに戸惑うことがある。それはお互い様です。
ステップファミリーはその直接言いづらい価値観のズレに向き合って、一つ一つ話し合うことをしていかないと上手くいかないなと考えています。

夫婦間で話し合ったり、時には子供を含めてみんなで話すことも。
大人が話し合うことで、価値観の違いを言語化し理解を深めることができます。
これができると、みんなで困難に立ち向かっているのだと安心感を持つことができるし、子供達にも良い背中を見せることができます。

正直、理解できるだけでモヤモヤやトラブルが解消されてしまうことも多いんだと思うんですよね。

よく遊び、よく喧嘩をするふたり
入学前は公園に行きまくり

ひとりの人と人として向き合うことが全て

親として夫婦が話し合うのはもちろん大切なのです。でも、最終的に1人の人として向き合うことでしか、信頼関係は築けません。

本気で褒めたり、一緒に笑ったり。
時には本気で怒ったり。

本心で向き合うって勇気がいるけれど、「夫の子供」として関わるのではなく、ひとりの人と人として本音で意見をぶつける必要があると感じています。

息子くんにも何度か「それは本当にいけないことだから、あなたにやってほしくない」と真剣に本気で怒ってきました。
本気で怒るって、怒鳴るとかお仕置きするとかじゃなくて、本心で真剣に伝えるってことです。

いつもおもしろい事をして笑わせてくれる
ムードメーカーな息子氏


真剣に想いを伝えると、息子くんも真剣に考えてくれて。
2人で半泣きで話すこともしばしば。

どこまで叱って良いのか分からず悩んでいた時に、ついに真剣に「だめ」って伝えた翌日のこと。
普段真剣に謝ったりしない息子くんが初めて「ごめん」って涙を浮かべながら、真摯に向き合ってくれた時、私たちはこうやって少しずつ家族になるんだなってようやく思えました。

「私の話を真剣に聞いてくれてありがとう。ごめんっていう気持ちを伝えてくれてありがとう。」そう言ってこちらも半泣きで握手したのがもう1年以上前の話です。

この先もきっと悩みは尽きないけれど

そうしてたくさんの出来事があり、その度に悩んでもがいて向き合ってきたこれまで。

雨降って地固まる。

本当に大変だったけれど、私たちのことを知る友人たちからは「みんなの関係が良くなっているのが分かる」「子どもたち落ち着いたね」と言ってもらえるようになりました。

ふざけてゲラゲラ笑いあうことも、学校で嫌なことを落ち込んだ様子で教えてくれることも増えました。
素直に感情を出してくれることが嬉しいし、私も家族に素直な気持ちで接していきたい。

本音で向き合うのは怖いけれど、これをすることでしか家族になる資格はないのだと思います。

ステップファミリーはなかなか心労を感じることもありますから、まずは自分を大切にする。
自分を愛で満たしてあげることは重要です。

子供達には愛情があれば伝わります。
子どもたちに愛情を感じるだけの余裕を持っておく。

もしかしたら、これってステップファミリーかどうかは関係ないのかもしれません。
「大好きだー」と叫びながら、「コラー!」と真剣に叱る。

世の中のお母さんがしていることを、ステップファミリーだからといって例外ではなく、当たり前にする。
ボロボロに疲れるけれど、それが大切なのですよね。

世の中の家族関係で悩んでいる誰かに届くといいなと思っています。

最後までよんでいただきありがとうございます。
ではまた。

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