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【コーチング×ステップファミリー】夫に感謝されたコーチングスキル

こんにちは!
コーチングの技術を学んでから家庭でも夫や子供たちにコーチングの技術を使って接することが増えました。

「今からコーチングしますね」としっかりコーチングするわけではないのですが、子供から相談事があった時や夫と家庭の方針・仕事について話し合う時などに意識してコーチングモードになるようにしています。

私たちはステップファミリーだからこそ
なおさらコーチングの知識が活かせる!

夫婦の話し合いにコーチングのスキルを

家族だし、ずっとではないけど要所要所でこれを意識する。女性あるあるだと思うんだけど、パートナーや子供には説得しようとしてこちらの主張ばかりしてしまうこと、ありませんか?
こちらの主張をする前に相手に気持ちを尋ねる。

たとえば夫に対して…
「〇〇して欲しいのに」
「〇〇するなんて信じられない」
なんて思った時には
「〇〇した(しない)理由はなんだったの?」とまずは聴いてみる。

ポイントは反語できかないこと!
「そんな理由なんてあるはずないよね?怒」みたいに伝わっちゃったら意味ないです。

真摯に相手の気持ちや意見を聴く姿勢を持つことは何よりも重要なのです。

子供をめぐって夫とすれ違い

以前、娘が学校のお友達とそのお父さんに遊園地に連れて行ってもらう機会がありました。
夫の連れ子である息子くんもみんな同じ学年なのですが、お誘いされたのは娘だけ。(お友達も女子だからね…気持ちは分かる。)
息子くんも一緒に行ける方法を調整できれば良かったのですが、お友達のお父さんは外国の方で意思疎通がはかれず…結局息子くんはお留守番になってしまったのでした。

こういう時、連れ子同士の再婚は難しいよね。
夫は悲しそうな息子くんの気持ちに寄り添って、一緒に悲しくなってしまう状況で、、

「意思疎通が測れないのに遊園地にいかせるなんて」
「そんなにお金を持たせたの?」
「もしかしたら娘ちゃんが息子と一緒に遊園地に行きたくないって言ったのかも…」

私や娘に対しても憤慨しているようなそんな態度だったんです。
結局、私と夫、息子くんと遊園地へお出かけして楽しむことにしたのですが、夫は始終納得のいかない様子。(息子くんは、切り替え上手で楽しんでくれました。)
こんな態度に私けっこう傷ついたんですよね…。

娘には、普段からお友達に誘われたら「息子くんも一緒にいい?」って聞くようにお願いしていて、グループを作りたい年頃の女子間では聞きづらいこともあるだろうなぁーと少し申し訳なく思っていました。
それでも今回、息子くんは悲しい気持ちになるだろうなぁと。
2人にとってどうしてあげたら良いのか悩んでいた私にとって「夫は調整に協力もしてくれなかったのに文句だけいってくるし、娘の気持ちも考える努力をしてくれない。」という気持ちが出てくるのは簡単でした。

息子くんと全力で磯の生き物を探す夫
息子と夫はとても仲良し

とりあえず、夫の気持ちを聞いてみよう!

モヤモヤしててもしょうがない。
ちゃんと話をしなくちゃ。
そんな時にコーチングで学んだ相手を信じて質問することを実践してみたのです。

「娘に対してとても怒ってるように見えたのだけど、どうだったの?」

どう思ったんだろう。なぜそんな態度を取ったのだろう。純粋に疑問をぶつけます。

「娘ちゃんが悪いわけじゃないのは分かってるんだけど…どうしても息子がかわいそうって思ってしまったんだ」

そうだよね〜。
私も逆の立場になることあるもん。

「本当は俺がもっと家族サービスして遊園地に連れて行ってあげていれば、こんな揉め事にならなかったのかもって。そんな負い目を感じてます。」

夫の気持ちを聞いていったら、最後に言いづらそうに話してくれたんです。
こんなこと思ってるなんて予想外でした。
実は夫は自分を責めてたんだなあ。

つくづく夫婦って話し合いが大切だなって思う。
そしてそこに必要なのは、

自分の意見をうまく伝える能力ではなく、
相手に質問する能力
(もっというと相手の意見を引き出す質問力と包容力)

なんだよね。

そして、相手のことを信じて「なんでも正直に言って良いよ。味方だよ。」って真に思う人間力もないといけません。
どんなに言葉で取り繕っても、伝わってしまうからね。

難しいけれど、この能力こそがコーチングで学べたことなんです。

本音で話したら、じゃあどうしたら子供達のためになるかなっていよいよ相談ができます。

この話し合いのあと、夫は「いつも話を聞いて、まとめてくれてありがとう。」と伝えてくれました。
ほらね、やっぱり私の信じている夫は素敵な人だ!

これを繰り返して私たちは家族になっていくしかない


ちゃんとした(?)クライアント様向けのコーチングセッションももちろん好きですが、家族で分かり合えるこんなコーチングスキルの活用も好きだなと実感したエピソードでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた!

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