【子育て】5歳の娘の宣言「保育園辞めます」
現在小学4年生の娘は「学校楽しい~!」とご機嫌で登校しています。
ですが、小学1年生の頃に1カ月ほど不登校になりました。(こちらは以前記事を書いたことが↓)
【子育て】不登校の経験から学ぶ「子どもとは体験で分かち合う」|natsu (note.com)
が!実は保育園の年長さんでも登園拒否しております。
本当に子供と生活すると色々あるよね。
「お腹痛い・・・」から始まった
始まりは体調不良の訴えでした。
連日の「お腹痛い」とか「頭痛い」の主張に、「保育園で嫌なことがあったのかな~」と思い、数日お休みしたらまた登園できるだろうと、おばあちゃんの家に預けて過ごしていたら、あっという間に一週間ほどが経過してしまいました。
「何か嫌なことがあったの?」って聞いても明確な何かを応えてくれるわけでもなく、ただ「お友達とも会いたくないし、先生とも会いたくない。本当に体調が悪い。」と繰り返すだけでした。
ただ日頃から私にも思い当たることはあり、、
「友達にEテレみてるのを馬鹿にされた」とか
「お楽しみ会のお店屋さんごっこで事前に決めていた役を〇〇さんに横取りされた」とか・・・
ちょっとそんなことは言っていたんですよね。
さらに気になったのは、異様に先生に怒られることを恐れている様子が見えたこと。保育園の持ち物って親が用意するけど、「ママこれ早く準備してもっていかなきゃ、怒られちゃう」って、忘れものがないようにすごく確認されたりしてました。
ただ最後まで、明確な原因はわからず・・・
(子ども同士での意地悪は日常茶飯事だろうし、先生が厳しいだけならそんなに問題ではないし、5歳の子供の話だけだと程度が分からないんです。)
娘に「どうして行きたくないのか」について話していたら最終的には、
「保育園はもう辞める。」
って頑として主張されました。
もうね、悩んでるとか苦しんでいるとかそういう雰囲気じゃなくて、そのフェーズはすでに終わって、保育園を辞めるっていう結論を出したので、事後報告させてもらいますって感じ。
この宣言をくらったのは、年長さん6月の終わりの出来事でした。
保育園に相談するも・・・
もちろん保育園には相談しました。
園の先生方は心配してくださいましたし、対応もいろいろ考えてくれました。
でも、「他のお友達もいろんな事情があるから、このことについてお友達と和解するための話し合いはできません。あくまでも娘さんの気持ちの割り切りの問題です。」とのことで・・・。
結局、先生方は娘が我慢不足だと思っているのかなと私自身も感じ、解決は難しいと判断しました。
(いやもちろん、娘の気持ちの割り切りに能力不足もあるかもね。5歳だしね。でも、悩んで悩んで割り切れなくなったから、保育園いかないって話になってるんだけどね?)
本当に何があったかは分からないし、誰にどのくらいどんな問題があるのかもわからない。ただ確からしいのは、『先生の対応と友達の関係に限界を感じた』と娘が判断して、その結果だけ親の私が知ったのだということ。
悩みに悩んだ結果、娘の保育園を辞める判断を受け入れることにしました。
本当に保育園生活が辛いと感じている様子だったことと、母親の私まで娘がわがままだと決めつけてしまうと娘が壊れてしまうと感じたんです。
新生活のルール
保育園って義務教育ではないんですよね。
だから、よく考えたら保育園に行かないことそのものは大きな問題ではない。小学生にあがるまでの6カ月間をどうするか真剣に考えました。
まず、健全な育成のために子どもに必要なことを整理しました。
人との関わりを持つ(社交性をはぐくむ)
健康のために運動し、食事をきちんととる(適切な運動と食事)
朝きちんと起きて、夜は早く寝る(生活のリズムを崩さない)
結論この3つです。
フルタイムで働いていたので、日中一緒に過ごしてあげることはできません。そこで、日中はおばあちゃんにお願いすることにしました。
(本当にありがとう。涙)
そして、娘との約束は以下のとおり
朝ママと一緒に家を出て、おばあちゃんの家に行く
毎日なんでもいいから習い事にでかけて、人との関わりを持つ
テレビをみる時間に制限をかけて、毎日公園で遊ぶ時間を持つ
半年後、小学校には必ず通う(行きもしないのに、小学校怖いから行かないは無しという意味)
実家の母は在宅勤務&フレックス制で仕事をしていたため、小学校入学までの6カ月間の期間限定で協力してもらえることに。
母の全面協力のもと、娘の規則正しい生活や人との関わりを最低限守る生活を目指しました。
習い事はとにかく片っ端からやってもらいました。
いろんなことに挑戦したり、人との関わりを絶たないためです。
習い事毎日とか、めちゃくちゃお金かかりますよ!
でも何かの時のための貯金ですからね。
今まさに緊急事態だな~と思い、期間限定で大放出しました。
(体操、ピアノ、絵画などなど。体操が1番好きで、今も体操は楽しく続けている。)
金銭的にもおばあちゃんの生活を大きく変えることになる面でも、娘にはこの生活がずっと続けられるわけじゃないことを説明。
「でも、あなたが保育園に行きたくないという気持ちを受け入れたい」と伝えて。
結果、娘はきちんと約束を守りました。
後日談
小学校に上がってしばらくしてから、
「実はあの時お腹痛いって言ったのは嘘だったの」って告白されたんです。
「知ってたよ。でもお腹は痛くなかったかもしれないけど、嘘をつかなきゃいけないくらい心がピンチだったんでしょ?」って言ったら、目を丸くして驚いていました。「分かってたの?」と。
その時初めて、保育園辞めていいよって判断が間違ってなかったと思えました。
そして、小学3年生の終わり。
ついに保育園に行かなかった理由を本人の口から話してくれました。
「お友達にわがままや意地悪を言われて嫌だった。泣いてしまうこともあったけど、先生は誤解して私に理由を聞かずに怒ることもあった。」とか「おむつ外れるのが一番遅かったじゃない?先生にいつも怒られて・・・納得ができなかったの」(娘は3月生まれで確かに学年で一番遅かったけど、3歳になる前におむつ外れました。)
理由がなんだったかは実はもう何でもよくて。
娘の気持ちに整理がついて、あの頃のことを振り返れるようになったんだなってことにとても安心しました。
彼女にとって、保育園での嫌だった出来事はすでに乗り越えた過去の話になったんだと感じて、私もうれしかった。
「あの頃は本当のことを言うと話が大きくなっちゃうのが怖かった」
そうかそうか。
そうやって思ってたんだね。
話してくれてありがとう。
あの時は本当に嫌だったな~とケタケタと笑う娘の姿を見られるなんて、当時は思えなかった。
確実に成長している娘の姿に心が動きました。
子育てで大切なこと
不登校と登園拒否を通して思うこと。
それは、何が起こったかの真実を親が知ることはできないということです。
見張ってるわけではないからさ。
子どもが真実をどう受け止めたのか、どう判断したのかを感じることしかできません。
そう。
なんでそうなったのかを言語化できるほど、子どもは大人じゃない。
でも、真摯に向き合って傾聴して、信じてあげたり、時にはもっと頑張れと背中を押すことが大切なんです。
その後の小学校1年生の不登校では、最終的に無理やり学校に行ってもらいました。
それは、娘が十分に休息をとった後に学校にもう一度行ってみようも背中を押すことが必要だと感じたからです。
正解はないし、どんなに本を読んでも答えは書いてない。
だから、目の前の子どもから感じるしかない。
親である自分が考えて悩んで、結論を出してあげるしかないのだと思いました。
間違えたら、「ごめん、ママの判断が間違えだと思ったから、今度はこうしてみようと思う」って言ってみる。(➔私これ何度もやってる)トライ&エラーです。でもそれでいいんだと思う。
子どもの方を向いて、今日もこれからも真剣に悩んでいく。
それが親なんだと思う。
もう子供が成人している先輩ママさんたちに聞いても、
「あの時じつは〇〇だって思ってたんだよねって20年経ってから言ってきたりするよ。」とか。
「正解は大人になった時にしかわかりません。そういうもんよ~。」とか。
すぐ正解が分かるものでもないし、正解不正解ではなくて、どういう影響がでるかって話なんですよね。
そういうもんだっていうのも、忘れずにいたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!
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