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[現代人の便秘] 最も決定的な原因はこれだ

台風が大変だったようですね。 皆さん被害などあわれていませんか? 心配しております。 こちらオーストラリアゴードコーストは、相変わらずいい天気ですね。 結構暖かくなってきて、すごい春の訪れを感じるといいますか、桜のような木に本当桜色の花が咲いていたり、でも木の種類的に桜じゃないんですよね。 何かわからないんですけど、でも同じレベルのピンク色の花が咲いていたり、本当にここ2週間前までもうつるつるの坊主だった木々たちもですね、わさと新しい葉っぱ、黄緑色の葉っぱっていうんですかね、それがねすごい生えてきて、季節の変わり目を非常に感じるそんな週になっております。

便秘の割合と大腸がんの関係


さて本日はですね、便秘についてお話をしたいなと思っております。 普段から言っているんですけれども、便秘ね、結構何て言うんですかね、命に関わらないといえば関わらないじゃないですか。 なので結構放置されている方多いんですよ。 ただね、日本人の大腸がんの割合ってめちゃくちゃ多いですよね。 それって結局どこから来ているのっていうと、放置されている便秘から来ているものがすごく多いわけなんですね。 一体どれくらいの方が便秘なのかなと思って調べたんですけれど、調査でわかっている限り、国内の調査ではだいたい女性の6割強くらいが便秘がちと感じていて、男性の場合は約4割の方が便秘がちというふうな回答をされているようなんですけれど、他の文献を見ていると、そもそも自分が便秘だっていうことすら気づいていないとか、自覚がないとかですね、そんな方も多いんじゃないかというそういった見解があるんですね。 なので、女性は6割強とは調べには出ているものの、きっともっと多くの方が便秘なんじゃないかな、男性も同じくね。 4割は確実に自覚症状があるんだけれども、4割以上の方が実は便秘なんじゃないかなというふうな考えがあります。 便秘の話、何回かしているんですけれども、まず前半では便秘の定義についてもう一度復習をしたいと思います。

便秘の定義


どこからが便秘なのかというところですよね。 そして題名にもある通り、現代人が何で便秘になるのか、決定的な一番の理由があるんですよね。 その理由の公開と、そこをどうしたらいいのかという、その辺をちょっとメカニズムを交えながら、なるほどって思えるような、思っていただけるような、そんな回にしたいと思っております。 腸内の健康ね、やっぱり全身の健康とつながっていますので、なかなか侮れないところだと思います。 一緒にね、ぜひ今日は腸内のことについて勉強していきましょう。 それではスタートです。 さあ、というわけでですね、本日は便秘とかお腹の健康についてお話をしたいと思います。 まず前半では、便秘の定義をもう一度みんなで復習したいこと、どこからが便秘なのかというところ。 そして後半はですね、この現代人が便秘になる一番の決定的な理由、そこについて少し語ってみたいなと思っております。 さて、というわけでその便秘の定義なんですけれど、どこからを便秘と言うのかというお話なんですけれども。 まずはね、一番わかりやすいのは、トイレに行く回数ですよね。 ちゃんとうんち、最低1日1回出てますか、というところになります。 1日1回以下という方は、その時点で便秘さんという風なカテゴリーに入るかなと思います。 これですね、年齢によってやはり腸の動きが減ってきたりですね。 また飲んでる薬によって、これまた腸の動きが結構ダメージを食らったりとかですね。 いろいろ要素はあるんですけれども、とにかくどんな状況にしろ、理想なのは、必ず24時間に1回腸が動くということなんですね。 2回行くっていう人も結構、私の患者さんでは多いように思います。 こちらも問題ないです。 毎日1日1回もしくは2回、これがすごく理想なわけなんですね。 結構男性の患者さんにありがちなんですけれど、1日5回とか7回とかですね。 この前1日20回トイレに行くっていう人がいたんですけれども、それはそれで結構問題なので、それも赤信号だと思ってほしいんですね。 なのでまずは、腸が動く頻度1日1回もしくは2回、これが理想である。 それ以外は便秘、それ以下ですね。 便秘だと思ってください。 それだけではなくてですね、ちゃんとすっきり感があるかということも非常に大事になってきます。 というのもですね、ちゃんとお腹の中で便がしっかりと作られているか、それとも残尿感ならぬ残便感といいますか、1回ですっきりしないという方。 こちらも便秘というふうに私はカテゴリー分けしていて、なぜならば、もしかすると硬すぎる場合で、それでなかなか全部出ない場合もありますし、
腸の問題と便通の頻度・すっきり感の重要性
やはり腸の動き、何かしら問題があって、きっちりと全部1回で出ない、そういったことも起こります。 ですので、まずは頻度、ちゃんと毎日1回もしくは2回出てますか、そして1回行った際にはすっきり感がありますかという、この2つが基礎的な定義になってくるかなと思います。 皆さんはいかがでしょうか。

便秘の原因と整腸剤の使用


そんなわけでですね、もしもここに当てはまらないよという方、もしくはもう明らかに便秘であるという方、私の患者さんも結構少なくないんですけれども、整腸剤とかを使わないと便が出ないみたいな方も意外と少なくないんですよね。
ストレスが便秘の主要な原因
便秘になる原因って本当にいろいろあるんですけれども、ただ現代人が抱えている一番の便秘の原因っていうのはですね、これは実はストレスにあります。 ここからはですね、じゃあなんでストレスがどう便秘を及ぼすのかっていうこととか、メカニズムですよね。 そしてじゃあ逆にこのストレス、ストレスってなかなかストレスの元を消すことできないじゃないですか。 そこをどうやってうまく便秘解消できるか、その辺をお話ししていきたいと思うんですけれども。 最初に言っておきたいんですけれど、今から言うことは別にね、瞑想したりメディテーションしましょうとかですね、ヨガをしましょうとか、そういうオーソドックスなことではなくて、もう少し体の中のメカニズムのお話をシェアしたいなというふうに思っております。 メカニズムを知ればなるほどという感じで納得できると思うんですよね。 やっぱりね、知識は財産なりと言いますけれども、知ってると知ってないって体のこと大きく変わりますので、今日はその辺をちょっとシェアしたいなと思っております。 早速なんですけれども、じゃあなんでストレスが便秘を招きがちなのかということなんですけれども、
ストレスが筋肉の硬直とマグネシウムの不足を引き起こす
まずですね、ストレス、人間が感じますとどうなるかというと、筋肉がこわばるわけなんですね。 よく思うと、私たちの体の中、いろんなところに筋肉があるわけなんですね。 腸もその一つ、やはり腸の前導運動とかも、いわゆる筋肉の動きと比例しますので、筋肉が硬直すれば硬直するほど、なかなかお腹の動きっていうのも起こらなくなります。 じゃあ筋肉の硬直どうやってくるのかっていうことなんですけれど、確かにその精神的にね、やばいと何かストレスだったりとか危険を感じた時っていうのはですね、筋肉がキュッと硬くなって心臓の行動が少し早くなったりとかですね、よく使う例が、ジャングルに行ってライオンと遭遇した時を思い浮かべてくださいとか言うんですけど、冷や汗が出て、やばい心臓バクバクみたいな、そしてもう全身の筋肉がカチッとなって、よし必死で走るぞみたいな、そんなのをイメージしていただきたいんですけれども、実は私たち普段の生活の中で、仕事からとかプライベートからとかですね、ストレスというものを感じた時、同じようなことが起こるわけなんですね。 でですね、この筋肉確かにその精神面から来る場合もあるんですけれど、実はこの危機を感じた時、なんと体からですね、尿とともにマグネシウムというミネラル分がどんどんどんどん流れ出てしまう、実はそういったメカニズムがあるんですね。 つまりはマグネシウムね、普段は心を落ち着かせるためとか、それから筋肉をね、柔らかくふかふかの状態って言いますか、いい状態に保つために非常に大切なミネラル分なんですけれども、ストレスを感じれば感じるほど、なんとこのミネラル分がどんどん不足している状態に陥ってしまうわけなんですね。 もう一つ言うとですね、このストレスを感じた時、マグネシウムが尿と一緒に流れ出てしまうと、血管の収縮とも非常に関係しています。 つまり、血管がキュッとなる、筋肉がキュッとなると同じで、血管がキュッと萎縮してしまうと言いますか、そういったのをイメージしていただきたいんですね。 そうなると何が起こるかというと、頭痛が起こるわけなんですね。 それから、心臓の動きにも同じことが言えます。 心臓なんて、筋肉の塊ですからね。 マグネシウムが減って、筋肉がなかなかうまく作用しないと、例えば、動機とかですね、そういった症状にもつながってくるわけなんですね。 なので、いかがでしょうか。 普段、頭痛を感じていたり動機を感じていたりする方、ストレスのレベル、大丈夫ですかということなんですよね。 それと同時に、今日のトピックである便秘、こちらも非常に直接関わっているというわけなんですよね。 じゃあ、どうしたらいいかということなんですけれども、この足りなくなった、出てしまったマグネシウム、ちゃんと補わないことには、腸だったり血管だったり心臓だったり、いろいろなところの筋肉、カチカチに硬直したまま、そんなイメージになるんですね。 ですので、もちろんストレスマネジメント、何か楽しいことをするとかですね、運動をしてみるとか、マッサージとか、大事なんですけれども、この失ってしまったマグネシウム、これを補給しないことには、なかなか便秘だったり、動機だったり、頭痛だったりが治らない可能性が非常にあるよということなんですね。 結構、日本で知られているマグネシウムって、酸化マグネシウムって言われるようなもので、病院とかでは、自然の処方として便秘の方に出されたりしているみたいなんですけれど、実はですね、このマグネシウム、だいたい5種類ぐらいの質のランクというのが存在しておりまして、マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化って書いてるじゃないですか。 酸化しちゃったマグネシウム、これ非常に質の悪いマグネシウムに当てはまります。

マグネシウムの副作用


ですので、じゃあなんで成長剤として処方されるの? というところなんですけれども、残念ながらですね、この酸化マグネシウム、どちらかというと腸内に入って、腸内が炎症というか荒れるというかですね、そういったことが起こって、結果、便秘が出やすくなる。 言い方を変えれば、お腹を下す、そういった働きがあるわけなんですね。 もしもですね、過去にマグネシウムを飲んだことがある、あんまりこう体に合わなかったという方、それもしかすると酸化マグネシウムのような質の悪いマグネシウムかもしれないということで、マグネシウム自体が悪かったわけではない、そういったことをぜひ理解していただきたいなというふうに思います。 私、個人的にやっぱり働くままなので、子育ても本当に大変ですし、家事も大変ですし、そして仕事も大変ですし、バランスでね、本当に結構ストレス感じてないんだけれども、多分体的にはプレッシャーかかっているだろうなというのをすごく思っているので、個人的に毎日マグネシウムを摂っているんですよね。 そんな感じでどうでしょうか。 体って面白いんですけれども、本当にこういったメカニズムがあって、ストレス感じれば感じるほど勝手にマグネシウムがどんどんニョーと一緒に出てしまいますので、必ずどこかで補給してあげてください。 もちろんマグネシウム、例えばナッツ類だったり食事からも摂れますけれども、もしも慢性的にすごくストレスを感じている方、そんな時にサプリメントでしっかりと大容量を摂るのがいいのかなというふうに思います。 たださっき言ったようにね、サプリメント、質が非常に大事になりますので、もしも私やばいかもと思っている方、私マグネシウム必要かなと思っている方、ぜひお気軽にメッセージお寄せ下さいませ。

ナチュロパスさや

まとめ

  • 便秘には命に関わるようなリスクはないが、大腸がんや憩室炎のリスクと関連している。

  • 便秘の割合は女性が約6割、男性が約4割だが、自覚症状がない人も多い可能性がある。

  • 酸化マグネシウムは腸内に入ると炎症を引き起こし、逆効果となるので注意が必要。


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