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我が子が「かわいい」と思えない。そんなおかあさんの口癖が「かわいいかわいい♡」になるまでのこと。

こどもは生まれた時からかわいかったけど
かわいいだけじゃない、というのが
正直なところで(笑)

かわいい + 寝不足 + 体力不足 + 気力不足
そして時間不足…

まぁざっくり言うと
「かわいい」+「超大変」で
しかも30代後半で産んだので力技も効かず

「かわいい」<「超大変」でした



そうなると
大変、とか、しんどい、とか
そういうことが頭の大半を占めるようになって
「かわいい」が霞んでいってしまうんだよね



確かに目の前のこどもはかわいいのに
赤ちゃんなんてそりゃあもうかわいいのに
我が子だったら尚更にかわいいはずなのに…

なんでかわいいと思えないんだろう…

私は母親失格なのではないだろうか…

そう思ったことのある人、私だけじゃないよね?
(そう願いたい…!)



でも、こどもが大きくなってきて
落ち着いてきた今、思うんです

あの頃の私に言いたいことが、あるんです

それは…



否!!

それはちがう!!

かわいいと思えないのは
ダメな母親だからなんかじゃない!!と


アクティブ&アグレッシブで(良く言えば)
ホントに目が離せない子だったの…(涙)



なぜなら、かわいいと思えないのは
我が子だからなんです



街中で「かわいいわねー」と声をかける人
孫には甘いおじいちゃんおばあちゃん
保育園や幼稚園の先生
みんなが笑顔で「かわいいね」って言うのは

我が子じゃないから

「大変」の部分を背負ってないから
「かわいい」だけが見えるんだ



おかあさんは
寝不足・体力不足・気力不足・時間不足
それらを背負ったままこどもと一緒にいる

「超大変」から逃げられない

だから「かわいい」だけじゃ、いられない



「かわいい」と思えないのは
「かわいいと思う心」が
おかあさんの中にないからじゃない

「超大変」が大きすぎて
「かわいい」が隠れてしまっているだけ
見えなくなってしまっているだけ



だからもし
我が子をかわいいなって思えないなって
ダメなおかあさんだなって思うなら

それは「超大変」がふくらみすぎてるってこと
「おかあさん」を頑張りすぎてるってこと

ダメなどころか
めっちゃおかあさんしてるってこと



すべきことは
「超大変」を小さくすることを頑張る、なの

できるだけ「やらないこと」をつくること
誰かに任せてしまうこと
こどもを預けて自分を休めるための時間を持つこと



でもそれって実は
「おかあさんを頑張る」ことより大変だったりする(笑)

最初は
「サボってる私は悪いお母さんだ…」って
思っちゃうからね

でも、本当に大切なことを大切にするには
本当にこどもを大切にしたいのなら

「超大変」をなくしていくことは
とっても大切なことなんだ



寝付きの悪さ&寝起きの悪さが
一番の悩みだったな…(涙)



「超大変」で「かわいい」が見えなくなっていた私は

「大変」を少しずつ減らしていって
「無理!おねがい!」が口癖となり

たくさんたくさん助けてもらって
「ホントにありがとー!」が口癖となり

そのうちこどもも大きくなって
大変がどんどん小さくなって

「かわいいかわいい♡」が口癖となりました



だからもし
我が子をかわいいと思えるようになりたい…
と思うなら

まず今日ひとつ、やってみて?

今日ひとつ、何かやめてみて?

「かわいいかわいい♡」って
思えるようになる日は必ず来るから


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