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ベジタリアンの主張9 玄米

この記事では、「玄米」食について書いていきます。

まずはじめに質問から。この記事を読んでいるあなたは「玄米」を食べたことがありますか?
いろいろなお店の食べ歩きが好きな方は、例えば「ベジタリアン・レストラン」とか「マクロビオティック・レストラン」「ヴィーガン・レストラン」などに行ってみたら、メニューに載っていたので注文して食べた。などあるかも知れません。
でも、たった一日玄米を食べても、玄米の良い効果はでないと思います。

では、本題。玄米食の良いところを挙げる前に、短所を挙げていきます。
まず、一番大きな短所は「マズい」ことです。また、独特の匂いもあり、匂いがダメで食欲が出ない人もいるかも。また、最近の白米はお餅のようにふわふわ、ネバネバ、もちもちしていて、箸で掴むと粘り気で周りのお米がくっついてきますが、玄米はタイ米のようにパサパサしていて、箸ですくってもパラパラ落ちてしまいます。

このように、玄米にはたくさんの短所があります。
では、反対に長所は?

まず一番の長所は、「お通じが良くなること」です。どういうことか解説していきます。
まず質問。あなたは毎日、快便していますか?
玄米と食べる習慣がない人は、この「快便」がどういうモノかわからない人がほとんどです。例えば、便秘気味で毎日、大便が出ない人は問題外。毎日排便していても、便が硬い、細い、短い、臭い、色が黒い、トイレの中に10分いる、力まないと出ない、便が出てもすっきりしないなど、玄米を食べていない人にとっては、「それが普通」と思い込んでいる人が多いと思います。

そこで、1週間玄米を一日一食でいいので食べてみてください。すると、「これが快便というのか!」と、人生初の体験をすることができるでしょう。

ちなみに、快便とは、便が太いが軟らかく、スポンジのようなので、少し力を入れただけでストンと出る、便が長い、色が黒くない、匂いが少ない、出る時に快感を感じる、便を出す時間が短いなどです。

このように、玄米を食べると、大便が明らかに変わってきます。
このため、玄米はマズい(はじめだけです)のに食べ続ける人が多い理由なのです。
先ほど、「はじめだけです」と書きましたが、これについては、納豆を思い出してください。納豆は、匂いがダメな人、味がダメな人、食感がダメな人がいます。私も、大学生の時に初めて納豆を食べた時は、匂いはクリアしたのですが、食感がダメでした。食べる前は、枝豆のように硬いのだと思って食べたら、グニュッとなって、「これは食べ物ではない」とすぐに吐き出してしまいました。その後、なかなか納豆を食べることはなかったのですが、30代半ばに食べてみたら、結構食べられることを発見。その後は、納豆が大好きになり、今では1週間に3食は食べます(たった3食か!と思う方もいるでしょう。でもさすがに毎日食べたいとは思いません。)
この納豆のように、玄米も食べ始めの頃は「マズい」と思うでしょう。しかし、玄米に慣れてくると、独特の匂いも「食欲が出てくる」ように変わっていきます。
そして、体調も良くなってきます。実は、白米を食べることは、意外とカラダのエネルギーを消費していることに気がつくのです。一見消化の悪そうな玄米を食べる方が、カラダに負担がかかるように思いますが、実は玄米の中に含まれている栄養が、カラダの調子を整えてくれるので、カラダが軽くなってきます。このように、玄米を食べ始めるとやめられなくなるのです。

さて、ここまで「玄米」について話してきましたが、私はと言うと、玄米ではなく「発芽米」を食べています。実は玄米を炊くためには、結構手間がかかるのです。最近の炊飯器は、玄米モードがある炊飯器もあり、昔よりは手軽に食べられるようになりましたが、しかし、本格的に玄米を炊くなら、炊く前に玄米を数時間、水の中に寝かさないといけません。このように手間がかかることも玄米が普及しない原因です。
そこで、私のように玄米ではなく「発芽米」をお勧めします。発芽米なら白米と同様に炊くことができ、味や効果は玄米並み。さらに発芽米自体に玄米とは違った栄養がある、と良いことづくめです。興味を持ったら是非試してみてください。

以上、玄米について話してきました。
あらためて玄米食の一番良いところを話すと、快便ができるようになることです。この快便。一度経験すると、もう後戻りできません。それほど、「快感」なのです。あなたもぜひ体験してみてください。

今回はこれで終えたいと思います。
では、また別の記事でお会いしましょう。

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