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登山記 vol.5 〜三頭山〜

noteを始めて早2ヶ月が過ぎました✌️

最近は街を歩いていても顔を指されるまでになりましたね

「登山系noterのネイチャーTakuさんですよね?
いつも記事拝見してます!」

なんつって
今回は突拍子もない嘘から初めてみました

我ながら最高の出だしを切れたと思います

今回のチャレンジは奥多摩方面、都内唯一の村である檜原村と山梨県を跨ぐ、三頭山(みとうさん)

奥多摩三山に分類される奥多摩近辺を代表する三つの山に分類される山の一つです

▼奥多摩三山
御前山(ごぜんやま 
大岳山(おおだけさん
三頭山(みとうさん ←今回のチャレンジ

YouTubeや登山アプリなどでも制覇したぜ、三山一気に縦走したぜ、なんてよく拝見してまして👀

"百名山"とか"三山"なんて括られると血が騒ぐのはアルピニストの性でしょう、絶対に登りたくなっちゃったのであります🔥


とはいえ、当初、前日までは長野県にある入笠山(にゅうかさやま)に登る予定が、当日の天気予報により急遽、高速を降りて方向転換しました

山のいいところはここにもあるのです✨

私の周りはゴルファーが多いのですが
ゴルフ場の予約の関係と、大体複数人でパーティーを組まれているので、ここまでのフットワークの軽さは実現が難しいというジレンマがあるそう

その点、ハイカーは事前に幾つかの候補を挙げておいて、当日向かいながら天気の良い山を選択する"フレキシブル"な立ち回りが可能なのであります

登山に天候は付き物ですから、まだ初心者である以上、なるべく天気の良い山を登るのは鉄則なのです

と言うわけで
快晴間違いなしの三頭山へ向かいます☀️


都民の森 駐車場へ向かう途中、峠道で野生の猿を発見🐒この時点でテンションぶち上がりです


猿でぶち上がったテンションは
ガチ勢のバイクに煽られまくる仕打ちで台無しでしたが
無事に駐車場に到着

バイカー達の聖地でもあるそうで
途中、15回くらい道を譲りました

幾つかのコースがありますが、今回はブナの路コースを選択

何を隠そう
最近ハマっている登山系YouTuber
「極上兄さん」が選択したルートを辿りたい願望炸裂しまして、聖地巡礼ならぬ、極兄巡礼を勝手ながら開催してきました


勝手にリンクを貼ってしまいましたが
登山好きな方もそうでない方も是非ご覧になってみてください

マニアックな関東の低山を中心に
ギャグを交えた軽快なトークで楽しませてくれる私の中では最高の登山系YouTuberさんです⛰


舗装された道と少しの階段を経て
三頭大滝(みとうおおたき)方面へ、セラピーロードを経由します


セラピーロードに入ってすぐに木の実?のような破片がポロポロと落ちてきます


おそらく猿の仕業かも🙈
荒めの歓迎


さすがセラピーロードだけあって
ウッドチップが敷き詰められた歩きやすい道が続きます、癒されるぅ

かなりゆっくり歩いて三頭大滝に到着


橋の上から眺める滝は絶景そのもの

セラピーの名を欲しいままに、マイナスイオンで癒されまくりです



橋の先は通行止め、少し離れた場所からの橋もいいですね



すぐ近くに小屋があり、休憩ができます

が、ここでポツポツと、完全なる雨が降り出します

山における天気予報はマヤカシですね
もう何も信じられません

降ったり止んだりの中ですが
滝の上流である沢を何度も行き来する登山道は大好きです



しかし

駐車場と滝に数名の同志達がいたのですが
登山道ではほとんど見かけません

これまで人気の山を登ってきたので前にも後ろにも常に人がいる状況が普通でした

奥多摩三山に分類される山とはいえ天気も相まってか、この三頭山はとにかく人が少ない
怖いくらいです


人よりもアブラちゃんのほうが多いです

手付かずで綺麗な苔



「街ぐるみ」
みたいでちょっと悪意を感じる名前の木


都内とは思えないネイチャーを感じる良い山です



スタートから1時間半程でムシカリ峠に到着
頂上はすぐそこ

画像で伝わるかわかりませんがこの辺りでは大粒の雨に打たれました

前回の安達太良山の教訓で
しっかりレインパーカーを持参してきたので対策はバッチリです👌


そしてはい、出ました

恒例の、"先見え階段のクネの長(なが)" です


さらには生い立ちが気になる木

反抗期で道を誤りかけましたかね


キノコの季節です

食べれるキノコかどうか気になりますが
私はキノコ自体が嫌いなので、遭難しても食べません

そして登山開始から約2時間


1,524m
登頂です!


山頂にある案内板(理想)

山頂からの眺める(現実)

日が悪かったと言いますか、気象庁を恨みましょう


展望台が整備中で助かりました

この天気ならガックシポイント間違いなしでした


三頭山はその名の通り
三つの峰によって連なっており
中央峰、東峰、西峰とそれぞれの頂上があります
(今回西峰は発見できず)

頂上で少し休憩してから
登り道とは別の鞘口峠(さいぐちとうげ)経由で下山します


こちらは
"デカキモキノコのグロ"ですね

口に入れるなり何かしらの異常をきたす可能性大です
天気とキノコは疑って掛かれ、が今回の教訓です

鞘口峠へは山頂からだと1時間程度の道のりです

山頂には2グループの同志達がいましたが
下山は別のルートを行ったのか、完全なる孤立状態です

怪我して歩けなくなったら
激ヤバキノコとアブラちゃんしか頼るものはありませんので、慎重に進みます

下山中は雨に降られなかったものの
渋めの霧によって画像よりも視界が悪かったです

霧のグラデーション
奇跡の一枚と言っていいでしょう

こちらのキノコは真っ白で形も良いので
素人目から見ても、万が一の時は真っ先に食いついて良いでしょう



すぐ近くにどなたか遭難した方がひと口いってるものがありました

よっぽどお腹が空いていたのか、大口でガブっといってますね

ひと口でやめたのか
あるいはやめざるを得なかった事情があったのか
安否が気になります


比較的歩きやすい尾根道とジズザグ道を経由して、下界が見えてきました


降りてから売店で団子を買ってHP回復

ベンチが濡れていてまともに休憩を取れなかったため、約3時間半ほぼ歩きっぱなしの体に染み入りました


今回のルートはこちら
序盤の滝以降は見どころも少なく、ほぼ樹林帯の中であるため晴れていても眺望はあまり期待できません

それでも奥多摩三山制覇に向けて、残り二座もチャレンジしたいと思います

軽く休憩して、バイクに煽られながら帰路につきました


ーーー

最後までご覧いただきありがとう御座います

今回の三頭山
気象庁にやられまして天気に恵まれずでしたが
都内屈指のネイチャーポイントとなっており、奥多摩三山制覇に向けて良いスタートを切れたかと思います

次回の登山記では、栃木県と群馬県にかかる
日光白根山(にっこうしらねさん
に出向いてきた様子を晒します

バツグンの天気と最高の眺望に恵まれ
ネイチャーTakuの登山記始まって以来の満点★5つ評価となりました

一大スペクタクル記事を絶賛執筆中ですのでお楽しみに!

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