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「きっかけ」って、なんだろう

今日は12/25
ジョインしている株式会社MOVEDのアドベントカレンダーに参戦しています。登録出遅れてスケジュールを見ていたら、クリスマスしかも最終日になりました。

(いい記事たくさんなので、ぜひ見てね)

MOVEDは、すべての人に、心を動かす「きっかけ」をという理念のもの活動していますが、そのきっかけってひとによって違うもの。”自分にとってのきっかけ” ってどんな要素がはいってるんだろう。と思い、書きながらメモってみます。まとまらないかもしれません。

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「きっかけ」という言葉をみると、"物事を始めるはずみとなる、機会や動機や手がかり" 。よくある問いで、(今までを振り返って)その決断をしたのはなぜですか?価値観が大きく変化した出来事はなんでしたか?とかありますが、いきなり聞かれると難しかったり。

(いいこと答えなきゃとか、ハードシングスがないから大したことないとか色々聞きますが、大小問わずなんでもありだなと。もう、生きてるだけで、誰かのきっかけになってます)

過去を振り返ったときに、記憶に刻まれるきっかけになる生き方ができたら嬉しいなー、と密かに思って生きてます。

でもきっかけって、大きな出来事じゃなくていいと思うんです。身近にある、もっと小さなものを見てみると、すべてがきっかけじゃない?と思うほど日常に落ちていることに気がつくからです。

訪れた街での風景、ふと立ち入ったお店での食事、雑談中の他愛のない会話、、自分というフィルターを五感をとおして感じ得たものを、掴むか、否か?それらが適切なタイミングか?という点も大きいように思います。

毎日が選択の連続だ、と言いますが、それと同じくらい毎日がきっかけで溢れているような。

そういった日常で言うと、私の場合は「ひととの出会い」これが一番大きいです。

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ちょっと広げてみます。

いまの日本。いいものが溢れ、お金を出せば手に入る現代において、「質のいいもの=価値」ではなくなってると感じています。

素晴らしいものがたくさんあります。
でも、似たようなものも増えました。同じ工場で同じものが生産され、違うブランドとして販売しているものもあります。写真もAIがつくれるようになりました。地域でつくられたものが都心やネットでも販売されていて、お土産に悩むこともあります。インターネットを開けば、無料のものも増えています。

そんな中、「どんなものにアンテナが反応する?」と問うてみたときに、パッと浮かんだワードがありました。

・心動くもの/感動するもの
・にんげんらしさに触れるとき

無意識にでも、「ひと」を感じられる場面なのかもしれないなと。生身の人がいて、そのストーリーに惹かれていくんです。

お金を出して手に入れた “完成されたモノ” がただ目の前にあっても、そのモノとしての消費で終わってしまう。
美味しかったなぁ、よかったなぁ、またリピートしよう、このクリエイティブすてき。だけでは等価交換以上のものは生まれないし、その場の感情で終わってしまう。

なんだかもったいない。どんなモノであっても、場であっても活動であっても。裏側には必ず「ひと」がいて、汗水流し、長年の経験がつぎ込まれ、苦労を超える生涯かけた想いなどキラキラしたものがあるのですよね。

そういったものに心動くと、当時の会話が自然と思い返されたり、そのもの自体に愛着が湧いたり、特別な場所になったり、、見える景色が変わって、人生の一部になる。そういうものが私にとって心地いいし、幸せだなって思います。

モノを例にしてみましたが、
純粋に出会うひと・何かを介して出会うひと
「人間味」を感じられるものから、多くのきっかけをいただいています。

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そう気づいたのは、自身が移動して、たくさんの人と会い、育んできたその時間の中にありました。ともにする時間を重ねるたび、どんどんその人たちに惹かれていくのですよね。

人から受け取ったものが刺激にもなり、自身に投影することで人生を考えるきっかけにもなる。本当はあんなことしたい、こんなことを願ってる、そういった自身から湧きでる想いもたくさん出てきて。相互の関係からまた、活動のエネルギーになってゆく。

MOVEDにいる理由も、conocの仲間も、ラン仲間も、新潟糸魚川との出会いもそうです。「生き方」を尊重しあえる仲間に出会えました。有難いことに素敵な人たちが周りにいてくれて、そのご縁がどんどんつながっていってる。

機械的なコミュニケーションからは何も生まれない。ルールや規律からは生の感情も思いも見えない。ともに生き、人間らしい営みを介した先に、私にとってのきっかけがありました。

嬉しい、楽しい、美しいといったキレイなもの、聞こえがいいものだけじゃない。悔しい、悲しい、怒り、、喜怒哀楽さまざまな感情があって、100人いれば100のきっかけがあって、純粋なものがまたきっかけを呼んでいく。

ひととの出会いによるきっかけを大切にしたいし、そんな機会をつくりたいし、それが伝播して循環しているような、そんな状態をこれからも目指したいです。半径5メートルからの幸せが広がっていきますように。

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さて、あっという間に年末です。2022年もありがとうございました!
皆さまよいお年をお迎えください〜!



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