京の都のお寺と植物〜仁和寺編
高山寺行きのバスの道すがら
仁和寺を通過
あ!徒然草の仁和寺だ!
徒然草好きとしては行ってみたい。
高山寺からの帰り道に
ぶらり途中下車
なんだか壮大。
このあたりで吉田兼好さんは
徒然草を執筆していた様で
仁和寺は当時の最高学府
超エリートのお坊さんが集まる場所
そのお坊さんたちの
あれやこれやのお話しを
徒然なるままに
ここを通り過ぎながら
聞き耳立てたり
観察したり
クスリと笑ったりしながら
ネタを探していたのかな
人が多くて落ち着かないのだけど
きっと当時も色々な人が出入りして
慌ただしかったのかな。
ゆったり座って眺められたのかしら…
三千院や高山寺にいたから
めっちゃ都会に感じる 笑
左側の真ん中に
ピンクの桜が描かれているのが分かるかな?
御室桜(おむろさくら)という種類の桜が
ずらーっと植えてあります
一般的な桜といえば
染井吉野(そめいよしの)かな
御室桜は染井吉野に比べると背が低く
遅咲き
江戸の頃から楽しまれたとか
ちなみに
仁和寺あたりの地名を御室(おむろ)と言って
あの体温計で有名な会社の
創業地でもあるそうです
吉野の山桜にも劣らない美しさ
御室の桜
少しずつ春が来てるかなぁ
まだかたそうだけれど
少しずつ春へと向かってる
仁和寺敷地内には
千手観音様がいらっしゃる
勝林院でお坊さんに教えていただいた
千手観音様とつながる
五色のひもじゃないか〜!
非公開だったから
どんな手とどんな風に繋がってるのか
気になった…
ながーい柄杓を使って
お水をかけて
ひとつだけお願いごとをする
神社やお寺で
あまりお願いごとをしないのだけど
可愛らしいので
珍しくお願いしてみた。
とても良いお天気で
写真が映える
広い境内に
たくさんの国宝や文化財があるみたい
お手入れの行き届いた
エリートなお寺さん
少し歩けば
ご近所に
兼好法師旧跡の碑があるのだけれど
もう歩き疲れちゃって
目の前に来たバスに
さささ〜と乗ってしまいました
ご近所には
金閣寺もあり
友人のおうちの近くだなぁ〜
元気かなぁ〜
次は兼好法師めぐりも
楽しそう
2024年は
悲しいことの多い幕開けとなってしまったけれど
御室桜が咲き誇る頃には
明るい気持ちで
この桜の雲を眺められますように
古から続くこの地が
これからも変わらず
続きますように
色々想いをめぐらせていたら
目を閉じる瞬間もなく
あっという間に京都駅
どこもかしこも大行列〜!
あの静かな時間はなんだったんだー!笑
それもまた
京都のおもしろいところ。
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