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論理的ダイエットのススメ

 最近はワイドパンツやロングスカートといった体型を隠す服装が流行っていますね。
ファッションはさておき、体型が隠れることから、脚を開いて座ったりしていませんか?
今回は、脚を閉じるときに働く「内転筋」から全身を引き締めるコツをお伝えします。


99%の女性は1日1分も脚を閉じていない⁉

 皆さんは、自宅、オフィス、電車やレストランなど、椅子に座る時、脚の付け根からつま先までピッタリ脚を閉じて座っていますか?電車の中で脚を閉じて座っている人を探しますが、残念なことになかなか見つかりません。
なぜなのでしょうか?

それは、脚を閉じる内転筋を使えていない人がとても多いからです。
内転筋を使えるようにすると、脚の内外のアンバランスが改善され、脚を正しく動かせるようになります。

使いすぎて外側に張り出していた筋肉は張り出さずに済むので、脚がスッキリみえます。
また、脚が正しく使えると、骨盤周りの筋肉も正しく使えるようになっていきます。

骨盤周りが整うことは、骨盤底筋群が正しく使えることであり、女性であれば子宮などの内臓を下から支えてくれるようになるので、重い生理痛から解放されたり、下っ腹がポッコリ出ることが改善されるなどの変化もあります。


内転筋は主に脚を閉じる時に働きます。上の図のようにいくつか種類があります。

スタイルは筋肉の使い方で決まる

 ナチュラルマッスルに通う会員様から「このO脚は遺伝じゃない?」など、遺伝にまつわる質問を伺う時があります。

しかし、大部分は小さい頃に視覚から入ってきた動きのイメージがご自身の動きを決め、筋肉の使い方を決めているのです。

筋肉の使い方は後天的であり、今の生活習慣、座り方、立ち方、歩き方で、あなたのスタイルは決められているのです。
コンディショニングは、日常生活の中で行えます。

脳で正しい姿勢をイメージし、内転筋を意識して、座る時は脚を閉じる、歩く時は一直線上を歩く、立つ時には脚を閉じて膝を伸ばして立つ、これだけでも立派なトレーニングです。

生活習慣の一部に取り入れていけば、引き締まった身体が手に入ります!

理想のダイエットとは?

 無理なダイエットではなく、バランスの取れた栄養と効果的な食事法を通じて、理想的な体型を目指しましょう。
正しい食事と生活習慣の改善で、引き締まった健康的な身体を手に入れるためのポイントをご紹介します。

ポイントは大きく2つあります。
1つは「タンパク質を意識して摂取すること」です。
タンパク質は筋肉の成長や修復だけでなく、摂取した栄養素を身体の隅々まで運ぶ役割もあり、エネルギー代謝アップに欠かせない栄養素です。日常生活で消費するエネルギーを高めたり、脂肪の蓄積を予防するためにも意識して摂りましょう。

2つ目は「血糖値のコントロール」です。
糖質に偏った食事をしないことは当然ながら、食事の食べ方が非常に重要です。身体を引き締めたいときは、この2つのポイントを十分意識した食生活を送りましょう。

高タンパク&引き締まる食べ方

①毎食に肉、魚、卵、豆が2種類入ることが最低条件!
 毎食に肉、魚、卵、豆のいずれか2種類が入っていることが、引き締める上で目安となるタンパク質量です。
朝がなかなか摂れないというケースが多いですが、その場合はプロテインを活用したり、日中の補食で補うことが大切です。
一度、ご自身の食事に2種類含まれているかチェックしてみましょう。

②タンパク質ファーストで食べる
 世の中ではベジファーストとも言われていますが、大切な事は炭水化物から食べないということです。
タンパク質や食物繊維から食べることによって、血糖値の急上昇を抑えることができます。
また、朝食にタンパク質を多く摂取することで日中の血糖値の乱高下を抑えられることも分かっています。
食べる順番を意識して食事を摂るようにしましょう。

③1日5食、6食にする
 1日の全体量は変えずに3食を5、6食に分けるように食べると、血糖値の乱高下を抑えられ脂肪の蓄積を予防することに繋がります。
また、タンパク質が重要だと分かっていても、小食で食べれない方は、食事の回数を増やす工夫で乗り越えましょう!

補食のおすすめ

 どうしても朝が食べれないとき、日中の補食が大切になります。
ゆで卵やちくわ、ミックスナッツは定番としてお勧めですが、それも難しい方はコンビニで買える「プロテインバー」です!
糖質が気になるところではありますが、今は様々な種類が出ており、砂糖不使用のものも出ているので探してみてください!


プロテインバーを購入される場合は、栄養表記もチェックしてみてください!

今回はすぐに実践できる方法もあったと思います。
短期的なダイエットではなく、皆さんは、健康で継続できるダイエット方法を実施していきましょう。

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