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完璧を求めない、やらなくてもいい、なんとかなるから。

9月10日(火)
こんばんは
久しぶりにnote

コロナに罹患したあと
なんとか体は完治して
いつも通りの生活になりました。
ただ…
8月19日に罹患してから
今までずーっと、あまりにおいがしません。
特に、自然臭

葉っぱのにおい
草のにおい
緑のにおい
ついでにうちのむーさん(ゴールデン8ヶ月♀)の
うん○のにおいもあまり感じません…
(いいのやら、悪いのやら…)


ぬん

いつになったら治るのかなぁ?と
考えていますが、
味覚はだいぶ戻ったので
気長にとらえていきます笑

先日、定期的に通院している病院の
待合室に
『コウノトリ』という漫画の20巻が置いてあり

「20巻か…」と思いつつ
ひまなので読んでみました。

「妊婦の自殺」…(?)とかいう題名で
はじまった20巻の最初

衝撃的な題名ですが
読み進めると
なんだか胸がぎゅっとなる内容でした。

要約すると…

既婚でキャリア10年目の女性が
ご主人の栄転と自身の妊娠で
退職することになりました。

「先輩がいなくなると仕事が大変かも」
と後輩社員から言われますが
知らない土地に引っ越し、妊婦ライフを送ります。

ご主人は仕事が忙しく
もともとしっかり者の女性は
つわりがひどい中
「しっかりしなきゃ」と
知らない土地で奮闘します。

ご主人も
「うちの妻ならだいじょうぶ」と
仕事に追われ、遅い帰宅が続きました。

そんな中
女性は変わっていく体と
つわりによる体調不良で
思うように家事ができず
自分を責めるようになります。

また
実母から
「旦那さんが頑張っているのだから
あなたも頑張りなさい!」と
叱咤激励されます。

このことで
だんだんと女性の心が崩れていきます。

孤独感から
自宅で缶チューハイを飲むようになりました。
外で若い働き盛りの女性をみて
孤立感を感じるようにもなりました。

ある日
ご主人は同僚から
「奥さんを大事にした方がいいよ」と言ったような
アドバイスを受け
早めに帰宅すると

奥さんが外で缶チューハイの缶をゴミ箱に
捨てているところに遭遇します。

自宅に戻り
話し合い、
次日からは早めに帰って
支えることを約束します。
次日には妻の好きなアイスを買って帰る
約束をとりつけます。

翌日
女性のもとに、
遠ざけていた実母から連絡が。

「あなたが旦那さんを支えないでどうするの!?」と
いう内容の電話


その後
女性は
バルコニーから飛び降りました…


そのあとの内容は

わたしが
「かとさーん」とお会計に呼ばれてしまい
『コウノトリ20巻』をもとの場所に戻したため
どうなったのかは謎です…(気になるぅぅぅぅ)

どうして
この内容を取り上げたかというと

自分も似たような感覚だったから。

私は長女を24歳で出産したのですが
周りの知り合いたちは
バリバリ働いていました。

つわりがひどく
自宅にこもりっきりで
ひとりぼっちの時間がかなりありました。

社会からの隔離
ひどい孤独感

本当ならば喜ばしいはずの
妊娠が
まったくと言っていいほど
楽しめるような状況ではありませんでした。
正直、本当につらかった。

たまごクラブとか
ひよこクラブとかっていう本に載っている
キラキラしたママさんのような
生活なんてできない

自宅の中を見渡せば
洗濯物の山
その辺にホコリが落ちまくってて
いろんなものが雑多に置いてある
ぜんぜんできない
っていうかやりたくない

子どもが生まれたあと
夜、寝れない
朝起きれない

家事も食事もできず
責める自分

だめな妻、だめな母

掃除もろくにできない

子どもは泣き
授乳しおむつを替え
落ち着いたかと思ったら
腱鞘炎になりながら抱っこし
やっと寝たか、と思って
ベッドに置いたら
泣き出す子ども。

この無限ループはいつまで続くのか
と毎日絶望していました。

同じくらいの年代の人を
羨ましがり、羨み
卑屈になる自分

最悪の時期でした。

バルコニーで下を眺めたことも
正直あります。
でも、すやすや寝る我が子をみて

しっかりしなきゃ

と。


40代になりました。

悩んでいる方
もしいましたら

無限ループはいつか
終わりを告げます。

と言うことを言いたい。

そんな我が子も
今じゃ10代後半です。


癒やされています。




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