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自分を満たせないと何が起きるか

最近は、「自分を満たす」ということをテーマに、いくつか記事を書いています。
ところで、なぜ自分を満たすことが大切なのでしょうか。

おそらく、自分を満たすことがいいということはなんとなくわかるでしょう。
心身の健康は向上するだろうし、自身や幸せを感じるセンサーに磨きもかかるだろうし。
満たされてないよりは、満たされてるに越したことはない、ような気がしますよね。

では、「満たされていないと何が起きるか」について考えてみたことはありますか?

結論からお伝えします。

満たされていないと欲しくなります。この一言に尽きます。
おなかが減っているときと満腹のときを想像してください。目の前にある料理が同じものでも食欲は全く違いますよね。それと同じです。

ひどくなると、自分の機嫌が悪いと、機嫌が良さそうな人が疎ましくなるし、できないことが増え、自己肯定感が下がってしまえば「承認欲求」が暴れるでしょう。
自分のそばに「認めて!認めて!」という人がいた鬱陶しいと感じるのに、自分がそうなるなんて考えたくもないですよね。
ない時は欲しい時。と言っても過言ではないと思います。

わたしたち50代は、これから急速に衰えていく年齢です。それは誰にも平等で誰にもあらがえない自然の摂理です。いろんなことができなくなるのは、目に見えています。
でも、かわいい年寄りになることは心がけ次第でかなうのではないでしょうか。そして、イタイ年寄りよりカワイイ年寄りのほうが、老後が楽しそうな気はしませんか?

「与えるほうが先」などとよく言われていますが、仮に与えることができなかったとしても、奪うイタイ人にはなりたくない。少なくとも、自分のゴキゲンを自分でとれる人でありたいと思います。
そして、自分の毎日にひと匙でも満たされながら、自分なりの心地よさを自分で作ることで残りの人生が楽しいなら、嬉しいですよね。

そんな理由から、心が満たされていない状況を積極的に減らし、自分で満たしていける練習を、リタイヤ前の今から練習したいのです。

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