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”エシカル”について考えてみた

こんにちは!最近、雨が降って肌寒かったり、そうかと思えば太陽の光で温かかったり、風が気持ち良かったり、春の陽気を感じるこの頃です。個人的には雨が降ったあと散歩に出掛けるのが大好きです。いつもより自然の光を感じることができる気がします(^^)


前回、フィリピン留学後についての想いを投稿しましたが、それから自分の生活にどう反映させていこうか…と私は考えていました。色々と情報収集していたところ、「エシカル」という言葉が私の中でピンときました。ただ、「エシカル」といってもふんわりとしたイメージしかなく、本質的に理解ができなかったので、さらに理解すべくエシカルについての本を読んでみました。今回は、そこで感じたことを書きたいと思います。




今回私が読んだ本は、「はじめてのエシカル」です。

この本は、一般社団法人エシカル協会の代表理事を務める末吉里花さんが書いていて、とても分かりやすい内容となっていました。

エシカルとは「倫理的な」という意味で、人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動を指している。


私達が何かモノを購入する商品の大部分は他の国で作られたモノですが、それを作っている人の生活背景や環境のリアルな部分がこの本にはまとめられています。


私は何かモノを購入する際、お得だからという理由でなるべく安い食品や製品を選んでいました。

安すぎるモノの背景には、

低賃金で長時間労働を余儀なくされている人や子供がいること、コットンなどの農場では農薬の過剰な使用により、それに携わる子供達が病気になるなどの健康被害が出ていること、森林を切り倒して植物を栽培することで、地球環境や動物に被害が出ていること。

本の中では、現在も行われている現状について書かれておりとてもびっくりしました。


消費者にとって値段を重視することは当然とも言えるし、売り手側も商品を購入してもらうため価格を下げなければ、他の会社に顧客がとられてしまうという危機感もある。しかし、その行為が行き過ぎてしまったのが今の現状だと思います。


本当に価値のあるものとは何のか?   様々な製品がある中で、「選択する」ということは、とても難しくなっています。

今まで何となく世界で起きている現状を理解していたつもりでしたが、私は自分の生活の中では関係ないと思っていました。

でも、そのようにして作られた商品を購入しているということは自分にも関係があり、その会社を応援するということになります。それに気づいたとき、見て見ぬ振りはできない、と私は思いました。

この本ではエシカルな商品を推進し、事業として行なっている企業についても書かれているので、どんな会社があるかについても知ることができます。

本の中でも、日々の生活の中で全てを変えることは難しいけど、身近なところから、できる範囲で、楽しく始めることがエシカルの魅力だと書かれています。

私は、自分が買った商品の背景を知ることができれば、長く愛着をもって使うことができるなと思いました(^_^)

これからモノを選び、それを使うことが楽しくなり、その商品について誰かにはなしたくなるような、そんな生活を日々送っていきたいと思います!

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写真;去年の夏訪れた長野県上高地にて。ここでの生活が本来のエシカルな生活だと思えました。






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