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続 歌を録音したら音程がフラットしてる〜😭なんて事も、これで直ります!

続きです。今回はちょっと難しいかもしれません💦

②歌唱中にフラットしているのは分かるんだけど直せない。歌唱の声は、どちらかというとゆるい(弱い)声、というタイプ。
の解説と直し方です。

このタイプは、高音よりも低音の方がフラットすることが多くて、特に高い音から低い音に下降してくるフレーズの時、音が下がりやすくなるパターンが多いと思います。
また、低めの音域で声を伸ばす時、音程を維持する事が難しくなり、垂れ下がるようにフラットしてしまう人も多いです。

同じ音程を出していても、低い音から上ってくるフレーズでは、フラットしないのに、高い音から下がってくるフレーズはフラットしやすくなる、と言う症状です。

何故こうなるかというと、
高音に上がるにはそれなりの口内の奥や鼻の後ろの部分の緊張を伴います(この動きを声を引き上げると言います)。
この時、喉レベルでも、それなりの緊張(輪状甲状筋や声帯の引き延ばし等)が必ず起こります。

でもそんな理屈なんか分からない人でも、声の音程をあげる時には自然に緊張は起り、引き上げているんです。

で、音程を上げた時に自然に起こったその動きの後に、音を下げる時にしてしまう事は、緊張した筋肉を緩める事

声の音程を上げる時は自然に緊張が起るわけだから、音を下げるときは緊張が緩むというのは当然の動きなのですが、緩むだけだと声の音程維持はかなり難しくなり曖昧になります。

ギターの弦に例えると、ギターは決まっているチューニングがありますが、そこから音を下げるために、ペグ(ギータについていて、弦を巻き付けて緊張させて、弦の張りを維持してチューニングする、糸巻きのような物)を緩めてしまったら、音は下がりはしますが、弦の張りが維持できなくなって、当然音程の維持も、とても難しくなります。

声も同じで、緩めただけだと音程は確かに下がりますが、音程を一定に維持することが難しくなり、声も弱くなって音程はフラットしやすくなってしまうという訳です。

じゃ、どうしたら良いかと言うと、
論理的に言うと、緩めて音程を合わせるのではなくて、緊張させて音程を合わせると言うこが、必要になってくる訳です。
しかし、この論理的な言い方は、実は良いアドバイスにはならなくて、誤解させやすいアドバイスで、非常に危険でもあります。
何故なら、喉を緊張させて音程を合わせるなんて言ったら、だいたいの人は喉に力を入れてしまいます。そうなるとまた別な原因でフラット癖が付いたり、喉を痛めてしまうこともあります。(別な原因とは、前回の記事に書いた、フラットのタイプ③又は④に当たる現象。)

(なので、そこのところのニュアンスを文章で伝えるのはとても難しいのですが、進めます)

では、どうすれば良いか。

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