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アチューンメントって必要なの?

ここまで読まれてきた方の中には、「アチューンメント(靈授)って必要なんですか?」という素朴な疑問を抱かれるかもしれません。
レイキが人間の本能であり、レイキ以外にも手当て療法があるとすれば、レイキのアチューンメントが絶対視される理由がないからです。

アチューンメントするのがレイキ

しかし、日本伝統の霊氣では、やはり靈授を受けなければレイキはできないという立場です。
また西洋レイキでも、アチューンメントによってレイキができるようになる、という立場を崩しません。
つまり、レイキである以上、アチューンメントが必要だということなのです。

私は、西洋レイキのマスターになり、日本伝統のレイキである直傳靈氣で師範格(靈授ができる立場)になった上で、そういう見解を否定しようとは思いません。
それぞれの組織の制約の中では、それが「正しい」のです。

ただし、両方を知っている立場から言うと、靈授とアチューンメントは、まったく違います
まったく違うことをしているのに、どちらも受け手がレイキができるようになるって、おかしくありませんか?
これがおかしくないとしたら、靈授やアチューンメントだけにレイキができる能力を授ける力があるわけではない、ということが言えるのではないでしょうか?
私はそれが、自然の帰結だと思います。

ナチュラル・レイキの考え方

しかし、私が提唱するナチュラル・レイキの立場では、違う「正しい」が導き出されます。
レイキ(手当て)が人間の本能であるなら、アチューンメントを受けなければレイキができない、などということはあり得ないからです。
それでは本能とは言えないではありませんか?

たとえば、人間が二足歩行するのは本能ですが、このために、どこかの組織の何か特別なアチューンメントを受ける必要がありますか?
それを受けなければ、上手く歩けないなんてことがありますか?
「そんなバカな!?」ですよね。

ナチュラル・レイキは、そういう人間としての自然な発想に寄り添います。
ですからナチュラル・レイキでは、アチューンメントを必要としない、アチューンメントを受けなくてもレイキができる、と言っているのです。

これは、レイキの業界に対する裏切り行為と受け止められるかもしれません。
しかし、私は、レイキをすべての人に還すためには、こうせざるを得ないと思うのです。

アチューンメントを受けなくても氣(靈氣)が出る

では、本当にアチューンメントを受けなくてもレイキができるのでしょうか?
手から氣(靈氣)が出るのでしょうか?

その答えは簡単です。
出ます。その実例が多数あります。

まず、レイキの創設者である臼井氏は、誰かから靈授を受けたのでしょうか?
そんなバカな話はありません。
どういう理由かわかりませんが、突然、レイキができるようになったのです。
それは「レイキはこうして生まれた」ですでに述べたように、レイキがどうやって発見されたのか、そのエピソードから明らかです。

そして私の身近でも、アチューンメントを受けていないのに手から氣(靈氣)が出る人が多数います。
レイキ回し(レイキ・サークル)をするだけでも簡単に出るようになります。
レイキができる人が、両肩に手を置いて、助けてあげるだけで出るようになります。
このことは、2年におよぶレイキ練習交流会の実績から明らかです。

また、レイキ以外で手当て療法をされていた方が多数いますが、その人たちはアチューンメントを受けたのでしょうか?
そんなことはないと、明確に言えます。

アチューンメントは1つの方法に過ぎない

以上のことから明らかなように、アチューンメントを受けなければレイキができない(=手から氣(靈氣)が出ない)ということは、あり得ない話だとわかると思います。
この事実に目を瞑っているレイキ・マスターは、何の根拠もなくそのことを信じているだけのように思います。

また、アチューンメント受けないで出る氣は、靈氣ではないと言うマスターもいます。
では尋ねますが、その違いがわかりますか?
そして、それが違うという根拠は何でしょうか?

手から氣(靈氣)が出るのが人間の本能であり、それを広めようとしたのがレイキ(心身改善臼井靈氣療法)であるなら、アチューンメントを受けなくてもレイキができる事実を受け入れられると思います。

ただし、アチューンメントが、レイキができるようになるための非常に効率的な方法であることは事実だと思います。
私は、それを否定するつもりはありません。
ただ単に、他にも方法はいくらでもあると言いたいだけなのです。

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