見出し画像

LoRA で同じ顔を作ってみた(その1) Stable Diffusion

結果からお話しますと、この技術には正解が無いと感じます。
ネットに書かれていることをそのままやっても
「はい、何となく出ました」で終わってしまうことが多いでしょう。

果てしないトライ & エラーの末に
何となく見えてくるものこそ、自分の味であり
引き出しとなるものと思います。

かく言う私も、最近ようやくピンポイントで狙うことが
できるようになってきました。

いろいろやってみた一部をご紹介いたします。


1枚の画像から、同じ顔で異なる角度を生み出す

できなくはない(けっこうタイヘン)です。
というのが正直な感想です。

ターゲット画像を狙って出力してみた結果

この方法に関しては、学習させる画像が1枚のため
・髪型が同じようになる(あとで個別に修正すればヨシ)
・ターゲット画像が平面的だったり粗いと厳しい
と感じました。

表情を変えても、特徴を捉えてくれるとうれしいですね。


LoRAを作って同じ顔を生み出す

本格的にLoRAを作って出力してみました。

特徴を捉えて同一人物と感じさせてくれます

ハメコミ感もなく、ナチュラルな仕上がりになります。
髪も流れるようですね!
顏さえ同じにしてしまえば、あとはいくらでも修正可能です。


感触としては、肩から上、胸から上、腰から上・・
というように描く範囲を広げていくと
画像が崩れる確率が高くなっていく印象があります。
(or 似なくなる)

体の部位ごとに、適用する重みを調整することもできるようですが
正直、成功と言えるものができませんでした。
(こちらはまた、追って研究します)


今度はもう少し画質を上げ、そして角度をつけてみます。

正確に特徴を捉えている

人間の横顔って、正面から見た顔とかなり違うので
「実際に見てみないとわからない」ですが
上記くらいまでの角度であれば、
同一人物と感じてくれるのではないでしょうか。

次は描く範囲を広げたり
実際にモデルを作ったりしていこうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?