見出し画像

あぁっ惜しい! 好みの画像が出たので足りない部分をなんとかしたい! Stable Diffusion

うまく画像を出力できて「やったー!」と思ったのも束の間、
要求したものに足りていないことはよくあることです。

私も以前、構図が気に入らなかった場合は、泣く泣く画像を作り直しておりました。
でも、Stable Diffusion には、画像を補完する神の機能がありました。。
(もっと早く知りたかった・・)


好みの顏が出力され、ちょい足ししたいそんなとき

頭部と右肩が欠けて出力された画像


やっぱり完全体を描きたいですよね。。
修正ポイントはココ。

修正したいポイント


コレ、考えてみたら既存の画像でもできますので
ご興味のある方はご相談ください。

修正した結果がこちら。

頭と肩が完全に描かれました

いいですね~。
ホント楽しすぎる。。


ついでにもうひとつやってみます。
ターゲット画像はこちら。

頭部が欠けて出力された画像

ついでに・・
一見良さそうなんですが、ちょっと顔がおっきーですよね。
縮小もできますが、顔が変わってしまう可能性があるので、
こういう場合は肩幅を調整しちゃいます。

気になるポイントはこちら。

完璧な出力が難しいAI画像生成

イヤリングなんていいじゃん!
とも思うんですが、モデルさんがかわそーじゃないですか・・。

あと、「萌え袖」ってフツーに画像に入れてますけど
つい最近知りました。。
プロンプトに「長い袖」って打って苦労してました。。

修正した画像がこちら。

やっぱり脳天まで描かれているといいですね!

よかった!
耳たぶも痛そうじゃありません!



2024/07/01 追加

フラットさんにコメントいただきましたので
ここで使用した方法を追記いたします。

この赤の部分を補完したいとします。

この元の画像(赤い部分を除いた大きさ)は、横1,296px × 800px です。


img2img に移動して、出力した同じプロンプト
または近いプロンプトを入力します。
(ココわりと重要です:出来栄えに影響します)

あと、元画像もセットします。


下の方にスクロールすると

「スクリプト」というのがあります。

この中の「Poor man's outpainting」
(日本語化されていると「簡易アウトペインティング」)
を選択します。

今回は、画像の「左」と「上」を補完したいので
上図のように選択します。


あと、忘れずに「サイズ」を調整します。

「Resize to」に下図のように入力します。
要するに、画像の「左」と「上」のサイズに100px ずつ足す感じですね。

セットできたら ポチっと(生成)します。


うまくいけば、こんな感じで出力されます。

ちょっと黒い部分が足されることがあるので
切り抜いて完了です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?