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【2022年おすすめ本📚ベスト10‼️】詳細編

皆さん、こんにちは。
本日で2022年も終わりますね。

前回の投稿通り、
2022年に読んだ中で面白かった本
ベスト10を発表します!



1⃣最高のアフタヌーンティーの作り方/古内一絵

昭和からの変遷。
男女雇用機会均等法による働く女性の在り方。
大人になってから知る障害…etc.
登場人物の繊細な気持ちが手に取るように伝わります。
ホテルのアフタヌーンティーが
『日常』から解放され、人々のとっておきの『ご褒美』となる。


2⃣初めて会う人/くわがきあゆ

冒頭から狂人が陶酔しながら加速していき、
人が否とするものでも当人達には通用せず、
ゾッとしてしまう。なんとも表現しがたい気持ちになりました。
後味は苦いが、この苦さまでの過程はとても面白いなと思う作品でした。


3⃣癒し屋キリコの約束/森沢明夫

ネタバレ【注意】⇩

④青い孤島/森沢明夫

先が全く読めない、あっと驚く森沢ワールド全開。
読んだ後は爽快感があります。


⑤ラブカは静かに弓を持つ/安壇美緒

主人公がスパイとして潜り込んだのは音楽教室。
チェロのレッスンを受けるうちに、
主人公の深い闇の部分が浄化されていく感じがしました。
チェロの奏でる音が繊細に表現されていて良かったです。


⑥本日は、お日柄もよく/原田マハ

冒頭から面白く、夢中になって読みました。
幼なじみの結婚式で伝説のスピーチライターと出会い、
あれよあれよという間に言葉の可能性に引き込まれ、
思っても見なかった人生になる主人公。言葉の持つ力に感動しました。


⓻舟を編む/三浦しをん

辞書の編纂に奮闘する人々の話。
読む前は少し堅苦しいイメージがありましたが...
なんと!爆笑してしまいました(笑)
いい意味で期待を裏切られましたね。
登場人物もみな魅力がある。
言葉に終わりはなく、弛まなく時代と共に進む舟のよう。素敵な作品です。


⓼にじいろガーデン/小川糸

同性愛の家族の物語。
全員が悩みながら一生懸命生きて、
表情豊かな家庭を築く。終盤は涙が止まりませんでした。


➈ライオンのおやつ/小川糸

海が見える島のホスピスの物語。
食事制限はなく、美味しい食事や飲み物、
そしてゲストの思い出のおやつを心ゆくまで堪能する。
生と死を感じつつも、
悲しいだけじゃない穏やかな優しい風が吹くお話でした。


➉方舟/夕木春央

今年、話題になった作品。
あなたも乗船してみませんか??


…と、いうわけで
他にも面白かった本はたくさんありましたが、
10作品に絞りきれなかった作品は
また別の機会にご紹介したいと思います。

2022年は113冊の本を読みました。
色んな本との出会いがあって、
それがキッカケとなり、新たな交流が出来ました!
みなさん、ありがとうございます。

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

良いお年を✨

natural.2022.12.31.

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