見出し画像

自分にとって「うまくいっている」がどういう状態かはっきりさせないと迷子になる。

おはようございます。沖縄の田舎の方で小さな会社を経営したり、お世話になったセブンラノイ株式会社さんで社外取締役をさせて頂いてます。

タマシロコウタです。

先日、

「うまくいくにはどうしたらいいですか?」

って質問を頂きました。

うーん。

この質問結構多いんです。

うまくいくってのが何か、、、、
実は、うまくいくにもいくつか階層があると思うんです。

うまくいくをどういう風に捉えているのか?
どういう風に考えいるのかでうまくいきかたが変わってくると思うんですよね。

うまくいっている人、うまくいっていない人と表現する場合、それが何をもってうまくいくっていると言えるのかちゃんと考えないと自分がうまくいく方法がちゃんと見定められないんですよ。

どういうことかと言いますと、何を持って『うまくいく』かって、たとえば自分が南の島でのんびり月の半分は以上ゴルフでもしながらビジネスをするのが『うまくいくいっている』の定義にしているにも関わらず、ものすごく毎日仕事を回さなきゃいけないことをやるんだったら、お金は稼げてもそれは『うまくいっているかどうか』考え直さなきゃいけないですよね。

この矛盾って結構あるんです。

よくあるのが、ビジネスだけにかかわらず、お金が儲かりそうなことをとりあえずはいろいろ勉強してやってみるっていう考え方あるじゃないですか?

最近ぼくがよく目にするのは、ブレイン?とか。

ビジネスでもインバウンドが儲かるだとか、ネット系のこういう広告出すと儲かるとか。

そういうふうに『これをやったらうまくいく』っていう、その『うまくいく』と、じぶんがうまくいきたいたい『うまくいく』がじつは合致していなくて、目先だけで儲かりそうだっていう、ワンチャン狙うような感じになると本末転倒になりかねないですよね。

『これやったらうまくいくよね』っていうのを次から次へと乗り換えていく人たちって結構いるわけですよ。そういう人たちっていうのは、『これでうまくいくよ』って言われて、『じゃあ、とりあえずそれを勉強してみよう!』。『これをやったら売り上げが倍になるよ』とか『これやったら副業でも何十万楽に稼げるよ』みたいな文言にパーンと飛びついてみて。

でもそれってやって100%全員がうまくいくわけではないじゃないですか。うまくいく人とうまくいかない人がいますよね。

そうすると今回これをやってみてうまくいかなかった、またつぎの何かないかなーって『これやったらうまくいくよ』っていうのを見つけて。うまくいくかもしれないけど、うまくいかないかもしれない。

そういうのが何回か続いちゃうと、やっぱり結局世の中そういうことをいってるのはうまくいかないんだなって思っちゃったり、本当は教えてくれた人もうまくいってないんじゃないかとか思ってしまいます。

でも実際には、それで本当にうまくいってる場合もあるわけですよ。

ただ、それが10人に1人うまくいく方法なのか、2人に1人うまくいく方法なのかわからないでやったりすることもありますよね。

その『うまくいく』っていうのも一回はうまくいくけど、それが毎月毎月うまくいくのかとか、毎年毎年うまくいくのか、これが10年経っても同じ方法でうまくいき続けるのかっていうのは、分からないでとびついちゃったりしてるわけです。

辛口にはなりますが、騙されたあげく情報弱者と呼ばれてしまう理由は自分にもあるはずなんです。(私がそうでした)

起業してうまくいくひと、フリーランスになってうまくいくひと、転職してうまくひとってその違いは、まず自分の『うまくいく』がなんなのかを明確に定義しています。

たとえば、1年間のうち、もしくは3年間のうちにいろいろやってみて一発当てて利益が1000万円残るのが『うまくいく』の定義であればそういうのを片っ端からチャレンジしてみて、やらないよりやる方が確率があがるのでうまくいくかもしれません。

でも、ちゃんと土日も休みがあって夜も家に帰れたり、子供の行事には不自由なく参加ができたり、それでいて生活していくだけの収入と好きな仕事を出来てる状態が『うまくいく』っていう定義をしたらワンチャン当てるような仕事、もしくはやり方は選ばないかもしれないですよね。

たとえば、自分はオーナー経営者になって、ときどき会社の帳簿をみたり、アドバイスしたりするだけで、1ヶ月のうち15日は仕事の活動に充てないで趣味を楽しんだり、新しく勉強したいことに挑戦したり出来ることが『うまくいっている』と定義するならその方向を目指さないといけないですよね。

私の場合は今経営者という選択を取りましたが、でっかくして上場させることが目的でもなければ、利益をがっつり残して早期リタイアすることが目的でもありません。もっと言えば絶対これで稼ぎたい!!!というのも無かったんです。好きなひとたちと仕事ができればよかったし。

なんとて、

『月15日労働と生活出来るだけの収入源の確保』が最大の目的でしたし、起業当初は社会貢献なんて考えることもできませんでした。5年かかりましたが、今はすこしだけ考える余裕がでてきました。(笑)

なのでまず『うまくいく』ってなんだろう?っていうのをちゃんと見極めることはすごく重要かなと思います。

ただ、世の中には(特にインターネットの業界)にはワンチャンうまくいくが多すぎて、ついそっちに、楽そうだから考えないで飛びついちゃう場合があるので、先にそういうのを見極めるのが第一歩かなと思います。

自分でも『うまくいく』がどういう状態かはっきりしてないのに『うまくいく』ことって出来ないですよね。

極端な話しになりますが、行き先きまってないのにとりあえず走り出しちゃうみたいな感じです。箱根にいきたかったのに成田空港いってチケット買わないですよね。自分は箱根に行きたいのに『マレーシアいいらしいよ』みたいになるとマレーシア行きのチケット買っちゃうことってないですか?

これはフットワークの軽さとは違う話しで、単に軸がなくてぶれてるだけの場合がほとんどなんですよね。

そういうことも含めてですが、

本当にビジネスの世界では『うまくいく』=『お金』になってしまって、お金っていうものの時間軸があまりなく金額だけにフォーカスしてしまうとブレが生じてしまうので、自分の『うまくいく』がどういう状態か?って決めることはすごい大事かなと思います。


                ------------------------


                      あとがき

ここまで話すとこういう質問を高い確率で頂きます。

☑️そもそもお金が無くてなにも出来ない。

☑️お金がなくてなかなかうまくいかない

☑️優秀な人材を雇いたいんですけどお金がかかるのでなかなかできない

☑️お金があれば、、、、、

そういうときはどうしたらいいですか?

という質問です。私もおなじ悩みに苦しんだのでとてもよくわかります。

明日はその話しをしたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?