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手放すといいこと#2

昨日の続き。

今考えてみても不思議なことが起きたと
思う。

仕事は辞めると心の中で固く決意した。
がしかし特に何一つ行動は起こさなかった。辞めると決意しただけだ。

どうやって辞めようか?
考え始めたただけでエゴや自我が色々言ってくる。
頭の中が大騒ぎする
家族になんていうの?収入途絶えるよ?
今は会社は人手不足じゃない辞めたらみんなに迷惑よ?退職なら最低でもひと月前に言わないと、またわがままでたな、
などなど…。


「面倒だ。知らない。でも辞めるから。決めたから。」


頭の中の声にそう言って思考をストップする。


私は手放した。


辞める理由やめた後のこと考えることを手放した。ある意味実験だった。

それから相変わらずの日常が続いていた。
足は相変わらず歩きすぎると痛む。
夜中に足がつることもしばしば。
そして2ヶ月ぐらい経ったある日

私は仕事を辞めていた。理由はどうであれ夢は叶った。半自動的に。

会社で異変が起きたのだ。私を取り巻く環境が急変していた。
急に人が辞め私の負担が増え
足をさらに痛める事象が起き、その他にも問題が起きて
要するにもう辞めても誰も何も言わないよねというような状況になったのだ。

気づいたら退職届けをだしていて
やむを得ないと受理され
家族もやめたほうがいいと賛同してくれ
会社に明日から行かなくていいという状況になった。私の予測を超えた出来事が重なって。


私仕事辞めたの?
今でもあれでよかったのかな?何が私に起きたのだろう?と不思議に思う。

私が手放すことができたのは、これまでの経験、常識、家族のために働かないと…責任ある仕事放棄できるのか…など私が今まで軸にしていた私を縛り付ける
考え方だった。

あとは何もしていない
そうすると勝手に私の環境は激変していた。


私は今は夢中で沢山の本を読んでいる

見たい映画も沢山見ている

今はそれが喜びだ

正確に言うと仕事が嫌で嫌で
辞めたかったわけではない。

たくさんの本を読む時間が欲しかった。
ゆっくり仕事のことを考えないで、
すごす時間が欲しかった。
ただそれだけ。
正直休みの日も仕事が頭から離れなくて
眠りも浅くうまく休めていなかった。

自我やエゴに気付き始めると、
本当の自分が顔を出してくる。
自分が今本当にやりたいことが頭の中をじんわりとしめていく。

常識を飛び越えて本当の自分が見えてくる

変わりたいと言うのはそういうことだったのだろう。


もう人生折り返している
後悔はしたくない

私の舵を直感にまかせてみた
大袈裟かもしれないが人生でこんなに
穏やかな日々過ごしたことはない気がする。秋晴れの日のように
心に爽やかな風が吹いている。


ちなみに脚の痛みは全くない。
どこがあんなに痛かったのかも今は
思い出せない…
もはや体も私の相棒か…







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