natukuma@フリーライター

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フリーライターとして活動しています。女性向けコラムからビジネス系まで、幅広く執筆。取材にも対応します。何ありましたら、お気軽にご相談ください。ブログ:natukuma.com

マガジン

  • なつくまショートショート(HAPPY!)

    重くない、サラッと読めるショートショートです。新しいショートショートはこちらにどうぞ。

  • アフロばばあ

    目からあめちゃんをだすアフロばばあが、頭をかじりにやってくる話。

  • なつくまエッセイ【ゼンマイじかけのシンビジューム】

    こちらはエッセイのコーナー。シンビジュームは可憐なのに、よくみると毒々しいランの一種です。

  • なつくまショートショート(DEEP)

    「イヤミスが好き」モードで書いたモノや「情熱的な愛」系の物語が多いので、だいじょうぶな方はこちらへ。ライトな物語が好きな方には向かないかも。

  • 読書のぬかるみ

    読書メモ。【あらすじナシ、ネタバレあり】なので、気をつけてくださいね。

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アフロばばあ 2話「怨み」 

目からあめちゃんをだして、頭をかじりにくるアフロばばあの話です。2話から読んでも大丈夫な内容です。 1話はこちら https://note.com/natukuma/n/n01491021dd02 【あらすじ】 化け物が棲むと言われる、通称「怪物トンネル」で頭をかじられた女性遺体が見つかる。そこには、縮れ髪の中年女「アフロばばあ」がいたようで……。 2話「怨み」はここから ↓  帰る用意はできているのに、柏木奈々はその場を動けなかった。  ファスト出版編集部は、不夜城

    • アフロばばあ 6話「母として」

      【これまでの内容】 化け物が棲むと言われる、通称「怪物トンネル」で頭をかじられた女性遺体が見つかる。そこには、縮れ髪の中年女「アフロばばあ」がいたようで……。 そんな中、ゴシップ記者として働く柏木奈々は、何者かに追われ負傷する。その後、同じ時刻に3人が違う場所で死亡する事件が発生。事件を探っていると、1人の男性にいきつく。しかし男性もアフロばばあに襲われてしまう。さらに、息子までアフロばばあになってしまって……。  奈々は急いで荷物をまとめた。田中とタケルに早口で説明すると

      • アフロばばあ 5話「最後の言葉」「進化系アフロばばあ」

        【これまでの内容】 化け物が棲むと言われる、通称「怪物トンネル」で頭をかじられた女性遺体が見つかる。そこには、縮れ髪の中年女「アフロばばあ」がいたようで……。 そんな中、ゴシップ記者として働く柏木奈々は、何者かに追われ負傷する。その後、同じ時刻に3人が違う場所で死亡する事件が発生。事件を探っていると、1人の男性にいきつく。しかし男性もアフロばばあに襲われてしまう。  ■最後の言葉  どれくらい走っただろう。  気づくと、見知らぬ路地裏にいた。 「どういうことか、説明し

        • アフロばばあ 4話「藤遊ヶ丘駅」

          【これまでの内容】 化け物が棲むと言われる、通称「怪物トンネル」で頭をかじられた女性遺体が見つかる。そこには、縮れ髪の中年女「アフロばばあ」がいたようで……。 そんな中、ゴシップ記者として働く柏木奈々は、何者かに追われ負傷する。その後、同じ時刻に3人が違う場所で死亡する事件が発生する。 ■藤遊ヶ丘駅  奈々は編集長の言葉をメモした手帳を見返しながら藤遊ヶ丘駅へと向かった。  年齢も職業も違う人たちが全員、8時30分前後に頭から血を流しながら死亡した。編集長によると、死んだ

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        記事

          アフロばばあ 3話「鬼の正体」/「事件」

          【あらすじ】 化け物が棲むと言われる、通称「怪物トンネル」で頭をかじられた女性遺体が見つかる。そこには、縮れ髪の中年女「アフロばばあ」がいたようで……。 そんな中、ゴシップ記者として働く柏木奈々は、何者かに追われ負傷する。目を醒ますと、病院のベッドで見知らぬ男が鬼のような形相で、自分を見下ろしていた。 ■3話「鬼の正体」  「ぎゃあ!」  奈々はパニックになり、ベッドから逃げ出そうとした。 「すみません! 怪しいものじゃないです」  男の声から、鬼を思わせるトゲトゲ

          アフロばばあ 3話「鬼の正体」/「事件」

          あらすじ忘れていたので

          「アフロばばあ」のあらすじを書き忘れていたので、書き加えました。 そして「アフロばばあ」のプロットを書いていたノートが消えました。これは書くなということでしょうか。 なんて思いつつ、頭の中に入っているので大丈夫そうです。あとはまとまった時間が欲しいですね。 時間は作るもの……でしたから、弱音は吐かずにかろやかに書いていけたらいいです。 誰も待ってないかもですが、少々おまちを……。

          あらすじ忘れていたので

          時間ができると、大切なことが見えてくる

          最近、ライターとしての仕事をたくさんしなくなりました。余裕が生まれたので、創作活動に力を入れるようになり心が満たされています。 するとなぜかライターのお仕事が……しかもかなり条件のいい案件のご相談をいただけるようになりました。多分、先月と同様忙しければお断りしていたでしょう。 時間が生まれたことで、自分のやりたいことがはっきり見えてきました。 人間、余裕がないといけませんね。 ※2話以降は少々お待ちください。早く書かねば……。 ↓

          時間ができると、大切なことが見えてくる

          体調不良だったけど……世にだした。2話目は少々お待ちください

          先ほど小説『アフロばばあ』の1話目を世に送りだした。 今日本当は懇親会に行く予定だったけれど、喉の痛みが風邪の諸症状があったので家で安静にしていた。体の調子的には行こうと思えば行けたけれど、この風邪はどうやら感染力が強い模様。夫以外はみんな罹っているので、泣く泣く家にいる決断をした(すごくおいしそうなお店だったし、他のライターさんにもお会いしたかった!!!!!)。 そんなわけで、寝転びながらケータイで操作しつつ、小説を仕上げた。 トップのイラストも私が描いた。調子が悪く

          体調不良だったけど……世にだした。2話目は少々お待ちください

          アフロばばあ 1話「序章」

          目からあめちゃんを取り出し、頭をかじる「アフロばばあ」がでてくる物語。 【あらすじ】 化け物が棲むと言われる、通称「怪物トンネル」で頭をかじられた女性遺体が見つかった。彼女が最後に発した言葉は、「アフロばばあ」だった。 その後、違う場所で、同時多発的に不可解な死に方をしていく人物が現れる。 目撃証言から大阪のおばちゃんのような格好をした「アフロばばあ」の存在が浮上。アフロばばあとは何者なのか。主人公柏木奈々が、謎の存在「アフロばばあ」に迫る。  ■序章  目の前には、通称

          アフロばばあ 1話「序章」

          シナリオセンターを続けることにした

          シナリオセンターの研修科(20枚シナリオをたくさん書く科)には行かずに辞めるつもりでいた。 目の前の人にシナリオのことを言われるのも恥ずかしいし、そもそも20枚書いて何になるの? と思っていたから。 でもシナリオセンターからは、多くの人気脚本家や作家が生まれている。きっと底力がつくから、プロが量産できるのだろう……と思い直し、続けてみることにした。 20枚シナリオは、ストーリーを描くのではなく人間を描いていくことが大切らしい。 短い中で人を描くのはなかなか難しい。つい次の

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          洗濯物を座って畳まないシンプルな?方法

          家事のなかで1番、洗濯物を「床に座って」畳むのが嫌いだ。幼いころ、母がため息をつきながらやっていたのを思い出すからかもしれない。 以前は、食卓にのせて立って畳んでいた。食事前にやっておけば、我が家は畳んだ物を各自で持っていくシステムなので、食べるときにさあーっときれいになる。 でも夫に「ごはんをのせるところに、洗濯物をのせるな」と怒られ、床でやれと言われてしまったから大変だ。嫌過ぎて、テレビを観てしまうし、なんなら洗濯物にダイブしてそのまま寝てしまう。本当に嫌いなのだ「床

          洗濯物を座って畳まないシンプルな?方法

          4児の母でライターで幸せだけど、飽きてきた

           「4児の母で、フリーライターやってます」 というと、大抵の人が驚く。「どうやって時間を作るんですか」「すごいですね」と言われるけれど、私はその都度、床の一部になって明日に移動したくなる。  なにもすごいことはない。家は散らかっているし、仕事場なんて洒落たものはない。情報の寝床のようなリビングが私の職場だ。   しかも仕事をするようになってから、20〜30キロ太った。肉体に執拗な惰性が絡みついて心地よくない。知性ならパテ状にして塗り付けたいが、脂肪なら、肌艶がよくなる程度に残

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          【小説】かりもの 2

          <あらすじ>  僕、田中太一の彼女(遠藤里奈)は、しょっちゅう体を刻む。しかも最近、違和感のある言動が気になりだして……。じきに彼女の行動はエスカレートしていき、僕の精神も極限に達していく。 <本文>  「私ね、来年フリーランスになるって言ったじゃない? バリバリ稼いで、太一を養うよ。そうしたら好きな写真を好きなだけ撮っていられる」  枕元の里奈は天井を見上げながらそういった。僕は先程、彼女の首を絞めたときの柔らかい感触が、まだ手に残っていた。もっと締めたい。もっと強く締め

          【小説】かりもの 2

          【小説】かりもの 1

          <あらすじ>  僕、田中太一の彼女(遠藤里奈)は、しょっちゅう体を刻む。しかも最近、違和感のある言動が気になりだして……。じきに彼女の行動はエスカレートしていき、僕の精神も極限に達していく。 <本文>  ドアを開けると、遠藤里奈は自分の手を見て恍惚とした表情を浮かべていた。手からは血が流れ白いワンピースに不穏を広げている。僕は、深呼吸をして彼女に駆け寄った。 「見つかっちゃったあ」  彼女は慣れた手つきで止血すると、近くに用意していた包帯を手に取った。 「今日はちょっと深く

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          noteで企業PR・コラム・インタビュー、お手伝いします

          会社員時代を含めると10年ほど書く仕事をしている、フリーライターの夏野久万です。 現在は、Webや紙媒体(冊子、書籍)などで、執筆しています。 今後は、noteで企業のPRのお手伝いができればと思い、このnoteを書いたしだいです。 フリーのライターとして仕事をしていると、多くの場合、クライアントの意志決定がされたものに対して、最大の効果を生むために仕事をすることが多くなります。 会社員ライターをしていたころは、フリーライターよりもおおもとのところから、仕事に携われてい

          noteで企業PR・コラム・インタビュー、お手伝いします

          読書のぬかるみ:11月【あらすじナシ/ネタばれあり】

          読書メモ。他のツールも模索しつつ、とりあえずnoteに書いてみる。 けど正直、noteはめんどうかも……どうなるかわからないけれど、とりあえずあらすじのない読書メモ。 闇祓(辻村 深月さん)https://kadobun.jp/special/yami-hara/ 何の予備知識もなく読んだので、短編集かと思ってしまったが長編だった。 最初に「この転入生ヤバっ!」と思わせておきながら、違う展開で沼にはまる。 一見、悪い奴に見えるのが実は本当の闇ではない点が、気にいった。

          読書のぬかるみ:11月【あらすじナシ/ネタばれあり】