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旅の記録〜台湾編〜
2018年3月9日。私は人生初の海外旅行に行った。
場所は台湾。2泊3日。
何故行ったのかというと、遡ること半年前に私は4年近くお付き合いした初めての彼氏とお別れしたのである。
お別れというか、フラれたんだけど。
そこから半年近く立ち直れずにいた私を、一つ年下の従姉妹や友人たちが心配してくれて、その中で『どっか旅行行こ!』って言ってもらえて、若干ヤケになってた私は、
どうせなら、フィンランドに行きたい!
と言っていた(そして同年10月にマジでフィンランド行った)
しかし旅行を勧めていた友人らも『いや流石に初海外旅行が北欧はハードル高すぎるだろう』ということで、まずは近場!で、台湾好きな従姉妹と行くことになった。
非常に申し訳ないのだが、私は旅行好きだけど海外には全然興味がなくて、台湾もほとんど下調べせず(九份くらいしか知らなかったし言葉も全然調べなかった…)ほぼほぼ従姉妹について行く形となった。
Wi-Fiをレンタルして、飛行機と宿を取って、なんてことは全て従姉妹がセッティングしてくれた。ありがたすぎる。そもそも、Wi-Fiってレンタルするんだ。家に据え置きのイメージだったし、お店にWi-Fiあったらラッキーくらいの感覚だったよ。
私がしたことといえば、パスポート取ったくらい。これだけでも中々苦労したんだけどね。
そんなこんなで台湾に到着。飛行機もあっという間だった。
初めての台湾。雰囲気は、初めて来たのにノスタルジックな気持ちになる、そんな感じだった。
宿に到着し、一階に併設されてるスタバへ。(とりあえずスタバ行く。若いからね。)
そこで、日本とメニューが違うことに感動する。そうか、チェーン店でも日本と同じもの、同じ味ではないんだ。今思えば当たり前だけどこの時は衝撃的だった。
字が読めないから、チーズケーキだと思って頼んだものがカステラでびっくりした。(これも今思うと台湾カステラだったんだろうけどこの時には気付かず)
そこからは、従姉妹に連れられて九份、士林夜市、淡水などなどに行って2泊3日の旅を満喫した。
最寄駅?から九份まで向かうのに乗った、日本人すし詰めオンボロハイエース(高速道路みたいなところ走ってたけど、シートベルト無かった、あとバックミラーも無かった。死ぬのかと思った)や、九份から最寄り駅まで乗ったタクシー(後部座席裏のトランクみたいなところに少女が丸くなって寝ていて、気付いた時息が止まりそうになった。後で聞いたらタクシーの運転手さんの娘さんだった)などなど、インパクト強めな乗り物たちに乗ることが出来た。あとミニバイクみたいなのが多い。夜市で足踏まれそうになった記憶。
九份のお店、犬いる店多い。
コンビニで買ったジュース。字が全く読めないので完全なるパケ買い。美味しかった記憶。
鹹豆漿も蛋餅もなんなのかよく分からなかったけど、食べたらどれも美味しかった。最終的に食い倒れツアーみたくなってた。あと2日目くらいからなんとなく外に書かれてる文字の意味が分かりつつあった。
台湾のゲームセンターみたいなところにあったクレーンゲーム。退廃的な雰囲気が逆にグッとくる。
あっという間に2泊3日は過ぎていって、日本しか知らない私にとっていろんなギャップを知ることが出来て、とても楽しい旅だった。
最近になって、台湾のカステラ買えばよかったな…とか、コンビニに売ってる茶色い卵食べてみれば良かったな…とか、下調べしてたら耳かき専門店行ってたな…とか思い始めている。知識を得ると欲深くなりますね。
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