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ひとりで抱え込まない親の介護問題

こんにちは、西之園真弓です。

4月に入り、ようやく落ち着いてきました。

実は父を3月に見送りました。

父は慢性腎臓病で長年人工透析を受けていました。

去年の暮れから調子が悪い日が増え
入退院を繰り返し、
そんな中、雪のある日転倒し
数時間、起き上がれずに救急車騒ぎがあったり
そのときは幸い、骨折もせず、肺炎にもならず
なんとかできたのですが
その影響で打身があり、
身体が思うように動かなくなったのか
家の中で転び、圧迫骨折してしまいました。

圧迫骨折は入院しかありません

骨折入院したとき
正直、少しホッとしたんですよね。

身体の調子が決してよくないのに
外出をやめてくれなかったからです。

何度も説得しても
用事もないのに出掛けてしまう

家でじっとしてられない

ほんとどうしてお願いしているのに
じっと家にいてくれないんだろう・・・・・

と心底困っていました。

見張っていることもできず
諦めモードだったときの
転倒で骨折・・・・

これで入院して、調子が戻るまでじっとしてくれる!
と思ってたところ
透析中に今度は脳梗塞を引き起こしてしまいました。

発生直後は失語症の症状が出ていたのですが
翌日には会話ができるようになっていました。

全くヒヤヒヤさせて・・・

と思ってたのですが
そこから10日後ぐらいに再度担当医に呼ばれ

「週単位になるでしょう、
会わせたい人に会わせてあげてください」

という話でした。

その話のあとに父に会った時
私と妹を見て
にっこり笑顔になった表情が忘れられません。

そこからちょうど1週間後に
逝ってしまいました。

ちょうどその前日に
施設にいる母と妹の娘(孫)に会わせました。
ホッとしたのかその翌日でした。

長い間、病気を抱え
辛いことが多かったと思います。

私も振り返ると
むかつくーーー!!とか(苦笑)
妹に文句言ったりしながら
父の世話をしていました。

救急車で搬送したのも
両手で足らないぐらいです。

毎度、呼吸困難になるので
救急外来じゃだめなんです。

一度、自分でなんとか車で
連れていったこともありました。
毎回救急車を呼ぶのも
本当に心苦しかったからです。

担当医にこれは救急車呼んでいいですから・・

と言ってもらえたことに救われました。

そんなこんなで救急搬送されても
すぐに退屈になり、退院したがり
いつも毎回担当医を困らせるんです。

こちらの都合もおかまいなしで
退院日を勝手に決められ
迎えが遅くなるとブスッと機嫌悪かったりで
自分勝手な大きな子供だった父

でも、ケアマネも言ってのですが

「なんか憎めない人よね〜」

そうなんですよね、
全くわがままな人でしたが
愛嬌もあるところもあり
最期はあっけなく逝ってしまい
そういうのも父らしいかなと。

まだ父のことでやるべきことが残っていますが
ひとつずつ片付けているとことです。

最後に伝えたいのは介護の問題は
ひとりで抱えるのは本当に荷が重いです。

私には妹もいて
家族の理解もあり、親身に相談に乗ってくれたケアマネ
介護・病院関係者の方々がいました。

多くの方の助けがあり
父を見送ることができました。

もし、ひとりで抱えている方がいたら
どうかどこかに相談してください。

どうにもならないことも
心の荷物をたまに誰かに聞いてもらうだけでも
心が軽くなることもあります。

答えは見つからないこともあるかもしれません

でも聞いてもらうだけでも軽くなることあります。

ひとりで悩みを抱え込まないでね。

長文を最後までお読みくださり
ありがとうございました^^








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