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やっぱ、何でも使って「ナンボ」なんだね。

日本語って
口をあまり開けないで
抑揚も少なく
モノトーンで話す言語

ボソボソと話してても
全然問題なく通じるから
楽だったりする。

その反対に英語
口を結構大きく開けて
強弱をつけて話す言語

アクセントも表現も
とにかく全てが
大げさでビッグなのよ〜。

英語を話してる時も
「ラクしよう!」なんて
ずるいコト思って
日本語のように
ボソボソ話してたら

「What’s that?」
って何回も聞き返される
ハメになって
かえって疲れちゃう。

英語を話し始めた時は
そんな英語のビッグなニーズに
身体がついていかなくて
顎とか口が疲れてた。

普段使わない筋肉を
いきなり使ったから
顔が筋肉痛になってた。

身体の筋肉も同じだよね。
運動をちょっとサボって
使わないでいると
あっという間に筋肉は
衰えてしまう。


***


日本に帰ってきて
ホヤホヤの頃の私は

長年の海外生活から
日本語がめちゃくちゃ
下手になっていた。

カタカナ語とかの
発音が変になってたし
漢字は読めないし
書けないし

「あれって日本語で
何て言うんだっけ??」
とか

「それって
どういう意味なの??」
とか

単語や表現が
よくわからないし
うまく出てこないし

日本語の会話に
英語の単語が混じってる
「ルー大柴状態」
よくなってた。

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上の画像はルーさんの
LINEスタンプのだよ。


「海外かぶれ」
鼻にかけてるみたいな
自分がなりたくなかった
タイプの人になっちゃてたから

日本語を平常に戻そうと
noteとかでこうやって
日本語で記事を書いたり

ネットやテレビで触れる情報も
日本語のモノ中心に
変えていった。

そうしてやっとね〜
日本語の能力が戻ってきて
スムーズに自分の言葉で
色んなコトが表現できる
ようになってきたのよ。

そんでホッとしてたら
今度は英語のスペルが
めちゃくちゃ下手になった
って最近気づいた。

げ〜!おーまいごっしゅ!

英語はいつも使ってるから
問題ないと過信してた。

確かに話し言葉として
英語はいつも使ってる。

でも読み書きする時間が
愕然と減ってるの。

本は活字を読まずに
オーディオで聞いてるし

仕事などで
ビジネス英語を使った
プレゼンをしたり
レポートを書くことも
ほとんどなくなった。

使ってないから
なくなるのは
当たり前なんだよね〜。


***

昔は2つの言語のレベルが
どちらもバランス良く
母語レベルの人だけを
「バイリンガル」って
呼んでいたけれど

そんな高度な言語レベルと
完璧なバランスを保ってる
バイリンガルは稀
どちらか優位な言語が
できてしまうのが普通らしい。

今は「バイリンガル」の定義は
広くゆるくなってきていて
日常生活で必要な言語を
使えるコトができればイイ

って言ってる言語学者が
多いみたい。

この定義だと
「ルー大柴状態」だったり
英語のスペルが
下手になった私でも
余裕で「バイリンガル」だし

ぶっちゃけ言うと

世界人口の約半分
「バイリンガル」
になるらしい。

英語能力が下がって
焦ってたけど
こう考えたら
ちょっと楽になったわ〜。

両方バランスよく
言語能力を保つために
気づいたらその時々で
ちょっとずつ調整していくわ。

これからは
もっと英語の活字に
触れていくことにする。

英語でもnoteの記事
書こうかな?


***

タイトルに使った
「ナンボ」っていう言葉だけど
関西弁だと思われがちだよね。

でも北海道東北でも
「いくら」とか「たくさん」
っていう意味で使われてる。

LINEには
北海道弁スタンプ
ナンボもあったわ。

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ルー語も北海道弁も
こうして見ると
なまらめんこいよね。

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