幸せに必要なもの

最近、幸せだな〜と思うような事はありましたか？

社会的に規制が多い現在の状況ではなかなか幸せに思える事も少ないかもしれません。

では、幸せとは何でしょうか？

いろんな答えが出てくるでしょう。

大企業に勤めて高給を得る、大きな家に住む、ステキな人と結婚する、子供や孫に恵まれた家庭、友人が多い、趣味に没頭できる時間など人によって幸せに感じるひと時は違うでしょう。

幸せを定義するとしたら、恵まれた状態が続いて日頃のちょっとした嬉しい事、喜びや満足感まで幅広い気持ちを表しています。

幸せとは目的地やゴールではなく旅のようなものです。何を得られるか？より、どのように生きるか？が関係しているのです。

【幸せになる６つのポイント】

１、あるもので満足し喜んで分け与える精神を持つ。

不満を言ったり人を羨んで意地悪する人は自分の生活に満足していない人が多いです。他人と比較するので不幸だと思ってしまいます。

人の為に自分の時間や体力、知力、資力などを費やして善い事を行う人は喜んでもらえるので幸せだと思えることが多いでしょう。昔の人が言った「受けるより与えるほうが幸福」なのです。

2、健康な生活をして柔軟な考え方をする。

食事、運動、睡眠。この３つは健康な生活を送る上で重要です。
健康的な食事は明日の体を作る元となります。加工食品は便利かもしれませんが糖分、塩分、脂肪分が多く含まれており栄養はそれほど摂れません。
野菜と果物を食べるようにしましょう。WHOは野菜と果物を毎日400g以上を食べるよう勧めています。バランスの取れた食事を心がけましょう。
週に２、３度の運動をするだけで生活習慣病のリスクを避けストレス解消に役立ちます。
普段の生活の中で体を動かすようにしましょう。
食事と運動により適切な体重を維持することもできます。
充分な睡眠をとる事は健康と美容に不可欠です。睡眠中に人間の体と脳は修復されるので睡眠はお肌のスキンケア、記憶や気分の向上へつながります。睡眠は免疫を高め、感染症・糖尿病・脳卒中・心臓病・ガン・肥満・うつ病・認知症にかかるリスクを減らします。
普通の大人の場合、見た目も心も溌剌とした状態で自分の能力を発揮するには毎日７、８時間の睡眠が必要です。

3、友人や家族へ気遣いを示す。

夫婦は互いの出来てない所を批判するのではなくサポートしていく事で感謝と愛が深まっていくことでしょう。両親の互いに助け合い感謝する姿を見て子供たちも他の人へ気遣いや感謝することを学びます。そのような気遣いや感謝を他の人へも示していくなら幸福な人生を歩むことができます。

4、自分と他の人を許す。

あの人に気分を害された！
あの人の行動にはイライラする！

このような気持ちになる事は度々あるものですが、悪感情を持ったままだとストレスになり健康にも良くありません。
人は誰でも言葉や行動で間違いをします。自分も完全無欠ではなく誰かの感情を害したり間違うこともあるでしょう。その様な時に相手に許してもらえるなら感謝できるのではないでしょうか？

許さない→怒り、否定する。
許す→優しさ、思いやり。

人を許すことで相手のことを思いやりを持って見ることができ、それまで抱いていた不安やストレス、うつ状態など心の状態も改善し穏やかな気持ちで過ごすことができるようになります。人間関係も改善されるでしょう。

自分を許すことは最も難しいことですが心身の健康や人生を幸せに生きるためにも大切です。

自分を許せない→自分のことが嫌い！なのです。
自分を許せない人は他の人も許せないし優しくできません。

自分を許す→自分を受け入れる、優しい気持ちになる。他の人へも優しい気持ちを持つことができ、思いやりを持って行動できるようになります。そして人との関係も良くなり幸せな人生を送ることができるでしょう。

５、生きる目的を持つ。

人が生き続けて精神的に健全でいるためには生きる目的が必要です。目的意識を持って生きている人は健康的であり病気になっても回復が早くたいていは長生きしています。
自分の好きな事、趣味、他の人に役立つ事などを目標にしてもいいでしょう。目標を持ってイキイキとした人生を楽しみましょう。

６、希望を持つ。

将来に夢や希望を持つことは大切です。
希望は人生の困難な状況に面しても精神的な命綱となり、無力感、疎外感、恐れに対する特効薬だと言われています。生きていれば何かと辛い事や悲しい事、気分が落ち込む事などありますが希望を持っていればなんとか乗り越えていくことができるものです。
家族や友人の支えが希望となることもあります。日頃から家族や友人との関係を良いものにしておくことは大切ですね。

「なんとかなるさ！」

「明日は明日の風が吹く」

目の前の事に圧倒されるのではなく広い視野で問題を見ていくことも大切です。そのためには家族、友人など他の人の意見にも耳を傾けてみましょう。困った時には遠慮なく助けを求めましょう。

結論として、幸せはどれだけ資産を持っているか？よりも人との関係を大切にすることから得られるものでしょう。