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親戚との再開

・別れは突然やってくる

 先日、実に約20年ぶりに父方の親戚の家にお邪魔した。
 親父は3人兄妹の末っ子で、去年の今頃そのお姉さんが亡くなった。
自分は仕事だったこともあり、その事を全く知らず母親から事故報告で聞かされた。
 そんな状態だったので、自分だけ全く会うこともなくおいてけぼりだったから今回その親戚の娘(といっても自分と同い年ではあるけど)さんから連絡をもらって実に約20年ぶりにその自宅に伺って色々話をさせて貰いつつ伯母さんに線香をあげさせて貰った。

伯母さんの家族とは、親父のお兄さんである伯父さんの葬式で7年前に大阪でチラッと会った程度で殆ど話も出来なかった。
そのとき以来の再開。

というのも、当時も作品の納品に追われていたこともあり日帰りで葬式だけ出て、トンボ返りで東京に戻った時以来久々の再開だった。

 伯母さんと会ったのはその時以来。
それから6年で伯母さんが亡くなってしまった。色々自分のことを気にかけてくれてた優しい伯母さんだったから墓前で礼をした。

その時に感じたのは別れは突然にやってくるということ。
会える時に会っておかないと後悔しそうだったので、伯母さん家族と会っておいて良かった!

 よくよく考えたら自分は親戚が知らない間に亡くなってしまっている。
伯父さんも事故でなくなり、母方の叔父さん、叔母さんとも亡くなってしまった。

人との別れは突然にやってくる。
会える時に会っておかないと会えないまま終わってしまう。
こんなに悲しいことはない。

何かに追われ忙しくなるとそんな当たり前なことも忘れてしまう。
そんなことに40歳を過ぎてから気づいて少しショックを受けた。

 

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