観るのではなく、読むことのできる展覧会へ行ってきた
私の大大大好きな人
ブラック•ジャック
9月、美術館えきKYOTOのブラック•ジャック展に行ってきた。
幼い頃から、漫画大好き
少女漫画から少年漫画まで
兄の影響で「ドカベン」から「野球狂の詩」
そして「ブラック•ジャック」
漫画ばかり読んで、母に怒られたことも懐かしい思い出だ。
9月の日曜日。
入口から大行列で、牛歩そのもの。
一枚のパネルの中に、少しのあらすじと漫画の生原稿を合わせて、一話の起承転結が詰まっている。
それが会場内、確か…四つのテーマ別に何十枚と並んでいるのだ。
一つのパネルに、全部目を通していると時間がかかる。
それでいて行列なのだから、全く進まない。
それでも、踵を上げて食い入るように読んでいった。
最初のテーマ終わって、次のテーマへ〜
パネルの前に人がいなくなる所を探して、次々と読んでいく。
3番目のテーマに行くと、ずいぶん人が減って見やすくなって、順番に見ることができるようになった。
最後のテーマの手前にあるベンチには、疲れきった多くの人達が座っている。
ふと気づくと、最初は隣にいた夫がいない→→→
ベンチの中の1人となってた(笑)
何枚あったのだろう
数十枚?展覧会場によっては枚数に違いがあるとのこと。
読んだはずなのに、面白くて
一場面を見ているだけなのに、頭の中にページがパラパラと流れていく。
本当に私なんかが語ってしまうと、薄くなってしまうのだけど
人間、生き様、生死、貧富、人種、性別、安楽死、罪に問われる人を救うこと…
いまの医療ドラマと同じでは?と思うくらいの描写の数々
50年前に始まったのに、現代にも通じるメッセージ
もう、尊敬しかなかった。
「あんた、よく全部見たねぇ」
夫は、心底疲れた様子
私は全て熟読して、興奮状態で出口に向かった。
出口のグッズ販売の中に、キレイな漫画本が並んでいる…
いま、実家の片付けに全力を尽くしている私
そうです!
この夏「ブラック•ジャック」もBOOKOFFさんへ売りましたー
売った後に、展覧会あるなんて知らんやん
やってもうたか
でも、いいの
また買えばいいの
京都展は10月6日まで
お近くの方、是非!!
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