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本音と大義名分を見極める

 コンテストの集客をするために大学のサークルのイベントを企画してがっちゃんこさせようとしているのですが、どっちも全部自分一人で管理するのはほぼ不可能なので一緒に企画運営をしてくれる人が必要です。
 サークルの方のイベントを一緒に企画運営してくれる人の候補として、一緒にサークルに入った友達に「一緒にやってくれない?」と連絡してみたところ、最初は「なるほどね」って感じだったんですが、瀬谷公会堂でやるということを伝えたところ「遠すぎるからごめん」と返信が来ました。

原因を寄せ集める

 あくまで憶測の域を出ないのですが、おそらく遠すぎるというのはとってつけた理由で多分場所を出す前に断ることは決定してたんじゃないかなと思います。なので場所がたとえ自分の家の隣の建物だったとしても「その時期課題がやばくて~」と同じ結果になっていたはずです。これは何も協力者を募るときに限った話ではなくて、お客さんへのインタビューを鵜呑みにしてはいけない理由のひとつとしてもこれが存在すると思います。
 最初から結果は決まっていて、そのうえで自分と相手ができるだけ不快にならないような流れで断るためにタイミングを見計らうことになるのが自然だと思います。しかし、それをちゃんと理解せずに相手からの「遠すぎる」というフィードバックを真に受けてしまうと的外れな変更を加えて、その結果「あれ?」って混乱するだけなので気を付けよう、と言いたいところなんですが、この状況で一つネックなことがあるなとも思います。

推したら行けそう感との見分け方

 このやんわり断られている状況と本当に迷っている状況を見分けるのが難所だなと思いました。タイミングを見計らっている人は相手と自分が不快にならないように断るはずなので、決してはっきり断ったりはしないはずです。なので「うわー、その場合私~だなー」という物言いになります。本当に迷っている人は意思がゆらゆらしている状態なので「おもしろそうなだなー。うわー、そっかー」という感想が出ることが予想できます。聞いてる側からしたらどっちも同じように聞こえるので、これを見分けるにはこれを見分けるようの何かが必要なんじゃねというのが僕の持論です。

 ここで「あんまり参加したくない?」と聞いて本音を聞き出すのは多分不可能で、ほぼほぼ「いやそういうわけじゃないんだけど」と返ってきます。

なので ”ちっちゃい不便” を提示してあげるのが効果的かもしれません。     今回の件も一回だけ行く場所の距離の遠さというのはあまり障壁にはならないはずで、これで断られたら元から行く気はないわけです。多分迷っている人は「なるほどね」か「うわーそこかー」と反応すると思います。 

なので行く気はさらさらないけど断りづらくてタイミングを見計らっている人の格好の餌になり、かつ本当に迷っている人には心底どうでもいいくらいのちっちゃな不便を提示してあげるのがいいのかなと思いました。

これからは誰かに何かをお願いするときは常にこれを意識していこうと思いました。
以下コンテスト詳細です


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