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英単語の覚え方をナナメから語る。

「英単語の意味を覚える」というのは、

「今、この瞬間だけ意味を把握している」、いわゆる短期記憶の状態を、

「ちょっとやそっとじゃ忘れないようにする」長期記憶の状態

に落とし込む作業だと思います。

短期記憶を長期記憶に落とし込む作業の時によく出る話が、「意味記憶」「エピソード記憶」です。

「英単語や歴史の年号を覚える時には、エピソード記憶を利用するとよい」とよくいわれます。

歴史の年号を覚える時には、単純に「年号と事件の名前」を暗記するのではなく、「その事件でどんなことがあったのか」をセットで覚えると、記憶に残りやすい、みたいな。

でも、今回はあえて、意味記憶を利用した英単語の暗記についてふれたいと思います。

意味記憶の場合、記憶を強化するのは「rehearsal(リハーサル、繰り返し)」だといわれています。

昔からある、単語帳の表に英単語、裏に日本語の意味を書いて、何度も何度も見返す方法は、やっぱり理にかなった学習法だと思うんです。

同じ単語を何回も認識すると、脳内でその単語とその意味にアクセスする労力は、どんどん減っていく。
どんどん省エネ化されていって……ついに、ほとんど労力を要しなくなる。


……というのが、「英単語を繰り返し見ることによって意味を覚える」メカニズムではないかと。

エピソード記憶を利用するのは、それはそれでいいと思うんですが、単語それぞれにエピソードを用意するのも大変なんじゃないかと思うんですよね。

なので、単純作業が苦にならない方は、単語帳を何度も地道に見返す学習法もおすすめです。

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