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Process-1: 逃げ回る私にサヨナラして自分自身と真剣に向き合っていく

 もう私は私から逃げ回らない。
 先日、1ppo-Lab.(β版)のイベント『強みの活かし方WSリターンズ』に参加した。本当は先約が動かせなくて、泣く泣くアーカイブ視聴予定だったこのイベント。何かの引き寄せにあって、リアルタイムで参加できることになったのだが、私には「今が頑張りどき」と言われているとしか思えないタイミングだった。自分迷子の私が、自分自身と真剣に向き合う過程を、今日はnoteにしようと思う。

何者か分からない”自分”という深い迷路の中で

 私は今まで本当に真剣に自分自身と向き合ってきたのだろうか。もしかしたら今日まで向き合っているフリをして、逃げ回ってきたのではないだろうか。(ズキッ)今なら認められる。確かに逃げて、逃げて、逃げ回ってきた、と。

 こんなにもネガティブな書き出しで自分でもびっくりするのだが、これは私が自分の心の奥底で気づいた気持ちなのだ。通り過ぎてから分かる人生のターニングポイント。進学や就職、人生の節目ごとの多くの選択を私はhave toでしてきた。

 高校は自宅目の前、徒歩5分の学校で、なんとなく進学クラスで3年間過ごす。大学は両親の気持ちをなんとなく汲み取って、県内の公立大学へ進学。(学科だけは関心が高かった芸術そのものとその支援について学ぶ分野を選択)学生時代は学業に加え、want toを最大限堪能する青春を謳歌したが、就職はまたhave toでなんとなく地元の大企業を受ける。

ー自分は一体何者なのか。

 社会人7年目、ある時突然に不安に駆られた。自分が歩んできた人生が悪かったわけではない。その時々で、自分の居場所を見つけ、物事には誠実に情熱を注いで取り組んできた。そして、熱狂できるものがなかったわけでもない。ただ自分自身と向き合って、自分を大事に育てるということをしてこなかった。これは事実で、結果、”自分”の内側が深い迷路になってしまったのだ。

いざ、迷路脱出ゲームを開始しよう

 逃げ回っていた自分を認めてあげられた。えらいえらい、一歩進めたね。さて、どうやってこの迷路を脱出するか。(肩ぐるぐる)

 私にとって大きなきっかけとなったのは、SHElikesへの入会だ。少人数グループで行われる初回コーチングを受けて、他人がその人自身と向き合う姿を見ているうちに、私の自分自身との向き合い方が変わってきた実感がある。

 特に二度のコーチングでお世話になり、今回のWSを主催された1ppo-Lab.(β版)の所長・いっぽさんの自己分析に真剣な姿は、私も気づかぬうちにかなりの影響を受けているようだ。私は彼女のまだほんの一部しか知らないが、それでも彼女は自分自身ととことん向き合い、その過程をできる限りシェアし、そして必ず結果を私たちに見せてくれる。(たまにお茶目、だから推せる)

 1ppo-Lab.(β版)は、「強みに全振りしたら人はどうなるのか?」自ら実験中のいっぽさんが運営する新しい形のサードプレイス。ぜひここまで読んでくださって、私と似た境遇にいる方にはこの扉を叩いてみてほしい。

 この出会いから、私の自分自身に対する真剣度は加速した。今までの逃げ回る私にはサヨナラだ。

『強みの活かし方WSリターンズ』に引き寄せられて

 私は冒頭でも記述した通り、今回このWSには何かの引き寄せによって参加できたと感謝している。どうしても動かせない予定が入っていたため、参加を諦めざる終えなかった。が、半ば諦めきれず。なぜなら、WSの内容がこんなものだったからだ。

ストレングスファインダーを深めて、自分の強みを自己認識しよう!

 ストレングスファインダー?!こないだ本買って、やったばっかじゃん。何かの運命なの?!逃げ回る私とサヨナラしてから、自分なりに自分を知ろうと進み始めていた。(何かにたどり着いたかどうかは別問題)だからこそ、このWSは参加したかった。

 そんな落胆する私がよっぽど哀れだったのか、誰かが先約を延期にさせて、私にWSに参加する機会を与えてくれた。「今が頑張りどき」だと言わんばかり。(どなたか分からないけれど、ありがとう。)そしてWS自体も、アーカイブではなく、リアルタイムで参加してこそ意味のある時間だった。

 この『強みを活かすWSリターンズ』は、ただ自己分析の手法を説明してくれるだけのものではなかった。自分の強みと弱みを実際のシーンに合わせて言語化し、相手に聞いてもらって、それに対するフィードバックを受けるペアワークが中心の内容だったのだ。私には、このペアワークで気づかされたことが4つある。

① 私の強みのひとつ「成長促進」が発揮された実際のシーンを話すうちに、実は無意識レベルで他にもいくつもの上位の強みを発揮していたということ。

② 自分の弱みだと思っていた「受け身である」部分は、「相手を待てる」という強みにも変換でき、相手に強要せず、進度に合わせて寄り添えるということ。

③ 私の場合、ひとりで悶々と考え込むより、言葉を口にして誰かに聞いてもらうことで、自らの考えが芯にストンと落ちるということ。

④ どんな強みも日常生活での実践を意識をすることで、さらに磨きをかけることができるということ。

 どれも私にとって新鮮な発見であり、確実に強みの自己認識が前進したペアワークとなった。改めてこのWSに参加できたことに感謝だ。

まだまだ迷路は続く ー”実践”こそ脱出の鍵

 それでも私は、まだまだ深い迷路の中にいる。でも確実に進んでいると信じたい。そして、私にとって次に必要な一歩は”実践”なのだと思う。実践なくして、脱出は不可能。所長・いっぽさんもWS内で「なければ、(自分の強みを発揮する)実践の場を作っちゃえばいい」とみんなの背中を押してくれた。

 自分自身と真剣に向き合ってこそ、自分の価値観に基づいて、強みを活かした行動を起こすことができる。下手くそでも、不格好でもいい。最初から完璧を目指さないで。と、今日も「最上志向」が邪魔する初速の遅い自分に言い聞かせる。

「実験だから、だいじょうぶ」

 この言葉が私を見守ってくれている。


 ここまで読んでいただきありがとうございます。自分は何者なのか、誰しも抱える悩みだと思います。私の気持ちをオープンにすることで、どなたかに届いていたら嬉しいです。  nattun.

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