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生産性より質を考えたい

自分は生産性高く働けているだろうか、と考えることがあります。

ここでいう生産性は、単位時間当たりのアウトプット量を上げることで、
仕事であれば働いた時間の中でどれだけ価値が提供できたかになります。
しかし、価値を図るために、意味のある、目的のあるアウトプットである必要があります。
余計に時間をかけても意味はないし、余分なアウトプットが含まれても無駄になります。

有名なコンサル会社ではとにかく言語化できるアウトプットが求められるそうです。1時間とか30分の間に何をしたのか、何の成果を出せたかを常に問われるそうです。
単に1時間のタスクを聞いているわけではなく、どうしたら成果を出すことができるかを常に考えさせることが目的かと思います。
タイムアタックのような感じでしょうか。
私はせかせかと仕事をすることを目指しているわけではないですが、時間や仕事の質をよりシビアに考えるようになったので参考になる考え方です。

生産性を上げるというと巷では、便利なツールを使いましょうとか、業務システムを刷新しましょうとか、AI導入でコスト削減しましょうとか作業効率(所要時間を減らす)の話に目が向きがちです。コンサル的な売り文句だけが先行してそれがすべてでであるかのように。
そもそもその仕事は何のための仕事なのか、ほかのやり方はないのか、(社内、社外でも)外注できないのか、などの疑問を持たずに仕事が淡々と行われているように思います。
これはITとかDXうんぬんでどうにかしようとするよりも、人の意識を変える方が大事なことと思います。やっている仕事にたえず疑う目というか、現状に満足してはいけない考えがさらに必要になっていく気がします。

時給を上げるような考えに走って、高い価値を届けることが疎かになってしまっては本末転倒です。仕事にもよりますが、そもそも論で高い価値が作れてますか、という話が先にくるので、私の場合は生産性を考えるよりも先にやることがありそうです。

今日はここまで。おやすみなさい。