ロケットインターン体験記 〜事業開発編〜 : 最終回 「ISTでインターンを経験してみて。こんな人にISTのインターンはおすすめ!」 (全3回)
前回は私がインターステラテクノロジズ(IST)の事業開発部に入って実際に行っていた業務を中心に紹介させていただきました。今回は私がインターン生として活動した3ヶ月間を通して、どんなことがインターン生として魅力的に感じたか、どんな方にインターン生をおすすめしたいかについて紹介します!
この記事の中の人:自己紹介
慶應義塾大学総合政策学部2年(休学中)
3社でのインターンを経験後、ISTでのインターンに応募。昨年は慶應大学の学生が所属する起業サークルKBCの学生団体の代表を務める。サウナが好きで、会員制・サブスク型サウナコミュニティを運営中。
この記事はこんな方におすすめ
インターン生として魅力に感じたこと 毎日が宇宙への一歩
私にとってISTで働いていて一番魅力的だと思ったのは、毎日未来を感じられるということです。具体的に言えば、どんな業務であっても、宇宙という大きなテーマの中で、その先の未来を考え続ける必要があるという点です。ISTの開発状況だけではなく、世界各国の宇宙業界の動きをみながら、どんな風にしていけばよりその未来が近づくのか、どうやったらよりよくできるのかを考えます。必要に駆られる形で、宇宙というテーマの中で未来を考えるということは、ある意味で日常的にワクワクした先を感じながら活動できたと思っています。
インターン生として苦労したこと
逆に、私自身が苦労した点としては、技術的なことなどを理解するためのキャッチアップです。もちろん、ロケットを開発しているのですから、ビジネスモデル以外にも、ロケットの構造や仕組み、他社との比較が必要になってきます。ISTにいるみなさんは当たり前にそのことを理解し業務に取り組まれていますが、私にとってはすべてが新しい知識でした。もちろんこのインターンの期間でロケットの構造をマスターできたわけではありませんが、まずミーティングで話ができるようになるまでの前提知識をつけるためにも時間がかかりました。インターンの採用試験の際にも、どこから手をつけるべきか悩んだのを覚えています。
宇宙はワクワクとした、「未来」がある領域である一方、それが現状どのように捉えられているのか、どんな勝ち筋があるのか、だからこそ今なぜそれをするのか。単なる興味や好奇心だけではなく、業務として、仕事として取り組んでいく際のハードルはあるなと感じました。
ISTでインターンが向いている方とは?
最後に、私がインターンを経験してみて、ISTでのインターンに向いていそうな方をまとめさせていただきます!
こんな方はISTにおすすめ
・宇宙というテーマやISTに対してワクワクする
まずはどんな方にも共通して、「宇宙というテーマやISTに対してワクワクする人」を挙げさせていただきます!私は宇宙ビジネスという言葉をきっかけにISTに興味を持ち、ワクワクした気持ちからスタートしました。ワクワク以外にも業務として必要なことは山ほどあると思いますが、私はこの宇宙テーマで、ISTという場所で働く際には、やはりワクワクとした気持ちが必要だと思いました。ワクワクがあるからこそ、難しいロケットの話も勉強するモチベーションになりますし、社員の皆さんも少なからずワクワクの気持ちがあるからこそ、難しく時間のかかるロケットの開発に取り組めている気がしました。通常仕事にワクワクは必要ないかもしれませんが、このISTという場所でインターンをするのであれば、ワクワクの気持ちを持っていた方が向いていると考えています。
宇宙のテーマに関わりがなかった場合
・自主的にも学びたいと思えるか
・業務の延長線上の未来を想像できる人(ワクワクや好奇心に転換できる)
そして、もし私のように、宇宙というテーマに関わりがない方がいらっしゃれば、自主的にでもこの領域について学びたいと思える方、日々の業務の延長線上の未来を想像できる方が向いていると思っています。
ISTにいるすべての方が最初からロケットや宇宙のエキスパートではないはずです。また、どんな方でも学び続ける必要があります。私自身はほぼゼロの状態からのスタートでしたが、どんな業務でもモチベーションを持って取り組み続けることができました。それは分からないことが出てきても、自主的に学びを補完したり、その業務の意味合いを考えることで、どんな業務でもワクワクや好奇心への転換ができたことだと思っています。必ずしもすべての方に当てはまることではありませんが、この2つができているとISTでの業務に向いているはずです!
長々と述べてきましたが、以上3本が私のISTインターンでの経験になります。私の主観がかなり入ってしまっているところもあるかとは思いますが、全く宇宙に関わりがなかったインターン生から見たISTとして、参考にしていただけたら嬉しいです。
この記事を通して、少しでも多くの方がよりISTに興味を持っていただき、また応援してくださると嬉しいです。
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