【セブ島留学②】事前準備にいくらかかる?航空券手配・海外旅行保険・予防接種
1つ前のnoteでは、留学を決意〜学校へ申し込むまでの流れをまとめました。もろもろ検討した結果、個人手配(エージェントなし)で渡航することにし、見積もりを受け取ったところまでです。
このnoteではそのあとの流れについて、かかった費用とともにまとめます。おそらくこれで事前準備は完了、のはず。
学校へ入金、入学許可証(PDF)を受け取る
いよいよ3D Academyへ正式に入学を申し込みます。申し込みはGoogle formsからで、希望するコースや期間、現在の英語力などをたずねられました。
渡航期間については、事前に公式LINEですり合わせ済みだったので、決めた日程をそのまま入力。すぐにメールで折り返し連絡が届き、指定の口座に諸費用を支払うことになりました。
(海外送金のやり方を知らず、ちょっとヒヤヒヤしていたのですが、振込先は三井住友銀行でした。助かる。)
学校側が着金を確認すると、入学許可証がPDFで送られてきました。入国審査などに使うようです。渡航時には一応、印刷していったほうが良さそうです。
メールでのやり取りも含め、手続きはすべて日本語で進行します。次にやるべきことを明確に指示してくれるので、困ることなく手配を進められました。
留学の注意点(留学ガイド)が届く
学校からは入学許可証のほか、留学ガイド(PDF)も送っていただきました。この資料には、現地での過ごし方についての注意点が細やかに書かれています。たとえばこのような情報です。
フィリピンのビザ(〜30日までは不要)
日本国籍のパスポートの場合、30日以内の滞在はビザが不要。
31日を超える場合は、現地でお金を払えば観光ビザの延長手続きができる。
海外旅行保険の加入
海外旅行保険の加入は必須。学校が提携している病院にて、キャッシュレス治療を受けられる保険会社の一覧あり。
クレジットカード付帯の保険でも入学受付は可能だが、キャッシュレス対応ができない場合があり、リスクが高い。
航空券の手配
フィリピンへ入国する際は、必ず入国・出国のチケットを持っていなければならない(片道チケットでは入国できない)。
なおかつ、30日以内に往復できるチケットを提示しなければ搭乗拒否されることがあるそう。(ビザ不要の期間に帰国する意思がない=不法滞在目的と思われる?)
もしも帰りの日が未定で、現地でビザを延長する可能性がある場合は、あらかじめ「捨てチケット」を入手しておく。
eTravelへの登録(出発の72時間前〜)
フィリピンへの入国にはeTravelへの登録が必要。
詐欺サイトがあるらしく、必ず上記URLから手続きをするようにとの指示がありました。
現金まわり
国際キャッシュカードまたはクレジットカード(キャッシング機能付き)がおすすめとのこと。
両替はオリエンテーションにて、最寄りのスーパーの両替所を案内してくれるそう。
あると便利なもの、不要なもの
延長コードは必須
タオルは現地でも買えるが、質にこだわると日本より高い
高価な装飾品は控えたほうが良い
…などのアドバイスが細かく書かれていました。
フィリピンへの航空券を手配する(往復92230円)
学校側からの注意点を読み込んだ結果、目下やるべきことは以下の3点でした。
航空券の手配
海外旅行保険への加入
予防接種
航空券については、①直行便、②マニラ経由便、③他国経由便があるようです。(このへんも学校からいただいたガイドに書かれていました)
長時間のフライトであれば経由便でも構いませんが、今回は直行便で5時間程度のフライト。乗り継ぎトラブルやロストバゲージのリスクを考えると、直行便で行くのが無難そうです。
直行便を選ぶ場合は、
フィリピン航空
セブパシフィック航空(LCC)
エアアジアフィリピン(LCC)
の3つがある模様。
そこでLCCの口コミを見てみると、まあなかなかの状況でした。遅延、ロストバゲージ、気分によって締め切り時間が変わる……などなど。
「格安」ってそういうことなので全然いいのですが、フィリピン航空との差額は往復で2万円程度でした。手荷物の制限なども考えると、この2万円は払えるコストだなと判断しました。
スカイスキャナーで調べてみると、いろいろな旅行サイトから申し込んだほうがいくらか割引になるようでした。
しかし、この方法にはちょっとしたリスクがあります。フライト変更などがあった場合に連絡が届かない(遅い)など、トラブルに巻き込まれる可能性があるのです。
他サイト経由と公式サイトからの申し込みで比較すると、だいたい差額は4000円くらいでした。4000円くらいなら、安心料として払ったほうが良さそうです。
こうした検討を経て、フィリピン航空のサイトにアクセスしました。日本語も選択できたので、日本語で手続きをスタート。学校側から指定された日付で航空券を確保していきます。
LCCだと早朝出発・深夜到着になるようですが、フラッグキャリアはさすが、良い時間に運航してくれてありがたいです。
目的とする便を選択し、予約フォームへ移動します。するとなぜか、フォームが文字化けしていました。
文字化けだけでなく、急に中国語になることも……。なんで???フォームの形式や入力例から推測して埋めましたが、これなら英語表記のままにしておいたほうが良かったかもしれません。
航空券を手配したら、学校側にもPDFで送っておきます。学校からはすぐに連絡があり、到着時刻に合わせて送迎(1500ペソ)を手配してくれたとのことでした。これで、フィリピン渡航の手はずが整いました。
海外旅行保険に加入する(10660円)
次は、海外旅行保険への加入です。クレジットカード付帯の保険でなんとかしてやろうという気持ちはなかったので、素直に保険会社を探しました。
上述のとおり、学校側からはおすすめ保険会社リストをもらっていたので、そのなかから検討することに。結論、2022年の出張時にも利用したHISの「たびとも」を利用することにしました。
なおかつ、今回は航空機遅延時の補償、電子機器等補償にも加入しました。いかんせんフィリピン、飛行機が遅れるという噂ですし、盗難なども不安だったためです。保険が役に立たないまま帰国できることを祈ります。
予防接種を受ける(61600円)
最後は予防接種です。フィリピンといえば野犬。普通にあちこちワンちゃんがいるらしいです。かわいいですね。
なんて、呑気なこと言ってられません。フィリピンは狂犬病清浄国ではなく、うっかり噛まれると感染するリスクがあります。そして狂犬病、発症すればほぼ100%死亡するという恐ろしい病気。ほぼ100%ですよ。怖すぎる。
狂犬病以外にも、いろいろ怖い病気がありそうです。こういうときは公的機関のWebサイトを見ましょう。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/phili.html
これ以外にもいろいろと情報を集めた結果、私は以下の予防接種を受けることにしました。
A型肝炎
破傷風・ジフテリア・百日咳
狂犬病(2回接種)
予防接種は、新宿にある新宿クリッククリニックで受けました。ネットで予約でき、サクッと行けるので急に渡航が決まった場合も安心です。
英語のワクチン証明書(イエローブック:WHO(国際保健機構)の手帳)も発行してくれるので、留学に持参し、万が一のときは提示するようにとのことでした。
ちなみにワクチンの接種回数についてですが、狂犬病だけはもう1回打つ必要があるものの、他は1回でもとりあえずOK(※)とのこと。1日に3本筋肉注射を受けたので、2〜3日は両腕がだるかったです。
仕方のないことではありますが……この予防接種がなかなか高い!内訳はこんな感じです。
ただこれも、安心料として必要なコストでしょう。死んだらどうにもなりませんからね。
1ヶ月でも留学準備はできる……が
前回のnoteでも書いた通り、今回の留学は思い立って3日で手配、1ヶ月で渡航という強行スケジュールです。
留学エージェントさん曰く、「準備期間は半年はあったほうがいい」とのことでしたが、それは事前の英会話レッスンなどを想定した期間のよう。
「とりあえず行ったらなんとかなるやろ」精神の人間なら、1ヶ月程度の準備期間でも大丈夫そうです。
ただ1点、留意するべきは予防接種。中には複数回接種が望ましいものもあるので、万全の用意で望みたい方は、やはり半年くらい準備期間を設けたほうが安全かもしれません。
以上で、学校側から求められた準備はだいたい整いました。あとは事前の英語力チェックや、必要なものの買い出しです。人生初のTOEFL、まともな点数は取れるのでしょうか?(まったく自信はありません。)
とっても嬉しいです。サン宝石で豪遊します。