おやすみの詩

目を瞑ってね
眠れなくってね
身体を90°動かすの

それでも何も変わらない
冷蔵庫を開けては閉じる

星は瞬き
瞬きしているのは自分

熱もないのに水枕
不安も退屈も冷やして
優しい記憶が蘇る

窓を開けて網戸越しに聞こえる
風、走行音、猫の鳴き声

夜は明ける
否応なく

消えない痛みも
尽きない悩みも
いつかは深い場所に埋まる

胸に手を当ててさする
息を吸ってそして吐く

目を瞑るだけでいい
今の最適解を自分に捧げて

#ポエム #詩 #自由詩 #眠れない夜に
#おやすみ

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