マガジンのカバー画像

藍色の空と君と

13
小説と詩の混合作。 ブルーアワーを撮る君に惹かれた僕は目を擦り空を仰いだ。綺麗な空が1日に何度も色を変える。 素敵な事実を教えてくれた君に僕は何かを届けたいと思い…
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

朝の怖さを知らない僕

朝が怖い。本に記載されていた、自分には理解が及ばない文字列。きっと、僕はさして痛みを知らないのだろう。気付かないうちに多くの人によって守られているのだろう。前進に伴う痛みと、現状を維持するための痛みは違うのだ。おそらくは。僕は前者しか知らない。

もしかしたら遠くない未来、僕も朝が怖くなるかもしれない。写真が好きなあの子からムラサキ色した空が送られる。

ストーリーにアップされない、個別チャットで

もっとみる