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皮算用と王道のススメ

僕は29歳から倹約を始めた、1年程度で生活が少し安定してきたので資産形成を始めた。

資産形成に遅いも早いもないとは思うが、倹約に関してはもっと早くその重要性に気づく事もできたのではないかと思える。

まあ、過去を悔やんでも仕方のない事なのだが、サラリーマン時代はストレスやお金を使う事を誘惑する価値観の中で生活していたから、その頃の自分に今の自分が何か伝えたところで聞き流されるだけかもしれない。

サラリーマン時代に副業をやっていた時も倹約・資産形成の頭はなく、ただただ「もっと稼ぎたい」「自由に稼げるようになりたい」と思っていただけで、何か本質を見失っていたようだ。

倹約から資産形成の流れはいわば王道である。

サラリーマン時代の僕が目指していたのは王道ではなかった。

王道などというとすごく崇高なことをしているようだが、全く逆で王道とは「誰でもできる再現性のある事」である。

僕はこの「誰にでもできる再現性のある事」に強い価値を感じる。

「誰にでもできない事をするのが、自己の価値を高めるのだから、そんなありふれた事をやっても意味ないじゃん」と思う人もいるだろうが、この考えは半分正解で半分間違いなのではと思う。

お金持ちに例えるとわかりやすいかもしれない。

例えば、一口に「お金持ちになりたい!」と言っても、その幅は様々で、この一言だけでは抽象的だ。

だからどのぐらい「お金持ち」になりたいのか考えてみて欲しい。

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(出典:野村総研)

この図は、言うなれば「持っている金融資産額でどれぐらいお金持ちかがわかる」ものである。

重要なのは、この図のどこに、いつまでに入りたいかを考える事だ。

あなたが思う「お金持ち」が図の富裕層だと思うのなら、目指すのは金融資産1億円以上という事になる。

これ自体は単純なのだが、そこまでの道のりは千差万別で要はここに悩むのである。

そしてこの図を知る前に、お金を得る方法にフォーカスするようになり、過去の僕のように「もっと稼げるようになりたい」とだけ思うようになるのだ。

本質は違う。

今と未来を考えた時に目指すのはどこかを皮算用してみて、はじめて自分の目指すところがわかる。

そうすると「今までは何となく富裕層のラインを目指していたけれど、〇〇歳までに準富裕層までいければ十分かもしれない」となり得る。

こうなると再現性のある王道の価値が高まるのだ。

これはあくまで僕の考えだが、倹約・資産形成を着実にやっていけば、30歳で資産形成を始めたとしても30年かければ金融資産1億円ラインは超える事ができると思う。

つまり、時間と倹約の精神があれば富裕層に入る事はできるとみている。

もっとも、もっと早い段階で富裕層に入りたいと考えるのならば、齷齪と稼がないといけないのは事実だが、それも目指すところで大きく変化する。

ただただ「稼ぎたい!」と闇雲に思い行動するのは決して無駄ではないが、あとで後悔しないためにはどこを目指しているのかをはっきりさせた方が良いと、僕は思う。

だから、一度未来の皮算用をしてみる事をオススメしたい。

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