夏野 碧

たくさん物語を書けたらいいなって

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自己紹介|夏野 碧

皆さんはじめまして。 夏野 碧と申します。 自己紹介と言っても話せることは少ないので手短になってしまうかもしれません。 私は幼い頃に見た「耳をすませば」の雫に憧れて物語を書き始めました。初めて書いたのは、確か小学2年生ぐらいだったと思います。 あれから今まで物語を書くことが好きで今もこうしてnoteという場所で物語を書こうとしています。 初投稿の「孤独なクラゲと海に漂う」を読んでくださった方はもうおわかりかと思いますが、別に文章を書くことが上手なわけではありません。好きだ

    • 昨日はどんな空だったか覚えていますか。空を見上げることはリラックス効果やストレス解消にも繋がるので、疲れた時や気分が沈んでいる時には空を見上げてゆっくり一呼吸してみてくださいね。

      • 優しい言葉をもっと知りたい。

        • ショートショート|また明日、夜明けに

          「おはよう、夜」 「おはよう。今日は早いんだね。⋯⋯元気ないけど、何かあった?」  いつもは明るくて私に飛びついてくるほど元気なのに、今日の朝は暗い表情をしたまま隣に縮こまるように座った。 「いや⋯⋯、大丈夫だよ。ちょっと体調が悪いのかも」  そう言って苦笑いを浮かべる朝は今にも泣き出してしまいそうだ。 「そっか、じゃあ今日はちょっとだけ遅く交代しようか」 「うん⋯⋯」  それから特に会話をすることも無くただただ静かな時間を過ごした。いつもとは違う静かな時間だ。時折朝が何かを

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        自己紹介|夏野 碧

        • 昨日はどんな空だったか覚えていますか。空を見上げることはリラックス効果やストレス解消にも繋がるので、疲れた時や気分が沈んでいる時には空を見上げてゆっくり一呼吸してみてくださいね。

        • 優しい言葉をもっと知りたい。

        • ショートショート|また明日、夜明けに

          ショートショート|孤独なクラゲと海を漂う

          「まもなく、イルカショーが始まります」  このアナウンスが流れてからクラゲの水槽前にいた人たちは皆いなくなってしまった。ここにいるのは水槽の中を漂うミズクラゲと私だけ。静かになった空間に穏やかな音楽だけが流れている。照明の演出も相まって海の中にいるような気分になれる。 「君はみんなと一緒に行かないの?」  不思議な声がした。聞いたことのない優しい声だ。しかし、周りに人はいない。 「あれ、やっぱり僕の声は聞こえないのかな」 「誰?」 「僕だよ」  眼の前にはくるくると回るように

          ショートショート|孤独なクラゲと海を漂う