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「トップコンサルタントが教える 本気の転職 パーフェクトガイド」森本千賀子著 〜積読部屋からの便り

こんにちは。
おひさしぶりです。なつむです。


森本千賀子さんの著書。
講演会に一度足を運んだだけでも、ハガキをくださったり、「もりっちって呼んでくださいね!」と言ってくださったり、森本さんご自身がとにかく魅力的な方。

キャリアに関するエージェント・トップコンサルタントとして素晴らしい手腕をお持ちなのもよく存じ上げているので、、

その森本さんが「パーフェクト」と書くならパーフェクトなんだろうなと思い、転職する気はないけれど、世界を覗いてみたくなって、手に取った(何年も前に 笑)本でした。

読んで実際、パーフェクトでした。
もし本当に転職を考えることがあったら、この本に戻ってこようと思います。


トップコンサルタントが教える 本気の転職 パーフェクトガイド
森本千賀子 著
新星出版社 2013年

なお、2022年に改訂新版が出ています。


それでは今回も、引用・気づき、最後に宣言で記録して行ってみたいと思います。


引用1
転職を成功させ、入社後も活躍している人には共通点があります。
それは、(略)「本気」であることです。
本気で転職に取り組む。本気で人生に挑む。ーその姿勢は相手に確実に伝わります。
(略)応募者の「本気度」 求人企業はすぐに見抜く!

p7 まえがき、p24 可能性とリスク


気づき1
そうか、そこが一番なんだなぁ、なるほどなぁ、と思った一節でした。
この本全体が、本質的なことを書かれているんだなと想像しました。

実際、今まで、新卒の採用チームとして働いた経験、中途採用を希望する方と面接をさせていただいた経験がありますが、応募者さんの本気度というのは、自然と伝わってきてしまうものだと思います。



引用2
得るものだけでなく失うものもあるのが転職

p22 可能性とリスク

気づき2
あぁそうか、言われてみればそれはそうだ。と思いました。
今の状況に不満があると、転職=バラ色!に思いがちというのが、ありそうな落とし穴だなぁと思って、印象に残ったところでした。



引用3
「自社内での価値=社会一般の価値」とは限りません。

p23 可能性とリスク

気づき3
わたしのことだなぁと思った一節。
わたしができることを一般的な価値に説明するのは簡単ではない。今の会社ではそこそこのポジションは築けている。ありがたいことです。



引用4
「ゼロリセット」の覚悟で臨み、成果を焦らない人はうまくいく

p26 可能性とリスク

気づき4
身の回りにいる転職組を思い出して、「まさに、そんな感じ、する」と思いました。
技術者志望での新卒入社が多いので新卒採用からマネージャー希望者は出づらく、メンバーとして入った中途採用の方が何年かしてマネージャーになるケースがそこそこ多くいます。その方々にことさら、前職での経験を転職の際にどのくらい捨てるつもりで挑んだかを聞いたことはないのですが、自然と馴染んでいる人は、「成果を焦っている感じがない」のは確かです。



引用5
「自己分析」で本当の居場所を見つける
テクニックで面接官は欺けても入社後の自分自身はだませない
「なぜ転職したいのか」自分の本音に向き合う

p62 自己分析

気づき5
自己分析。本には「学生時代の就職活動以来やっていないという方が多いのでは」とあるのですが、まさにそのとおりです。でも、これをやらずに転職活動をしても、自分の思う場所にはたどり着かない、とのこと。
そういえば学生時代の就活でわたしは自己分析をそこそこたくさんやりまくった覚えがあります。結果、15年働いていまのところ本気で転職を考えたことはない。良い企業に巡り会えているのかもしれないです。
入社後の自分はだませない、という小見出しにはうなりました。
そして自分の本音に向き合う。転職に限らず、本当に重要で必要なことだよなと思います。



引用6
小細工を捨て、面接を突破しよう
"もったいない"不採用を防ぐ心得
「みだしなみ」「立ち居振る舞い」

p175、p180、182 面接

気づき6
これ、普段でも一緒だな、と思いました。身だしなみや立ち居振る舞いって、普段から見られているし、日常生活って素が出るので小細工が効かない。普段からちゃんとしてれば転職とかそういうことも怖くない。自分も周囲も気持ち良い自分でいたいですね。



引用した箇所以外にも、履歴書の書き方、職務経歴書の書き方、どこを読んでも新しい知識ですごく新鮮でした。文字通り「パーフェクト」ガイドだと思いました。


宣言
身近に転職を考えている人がいたら、この本を勧めます。
本に書いてある自分のキャリアの棚卸しや自己理解などは、環境を問わず、より楽しく働くために必要だと思うので、意識して過ごします。



このnoteで使っている、引用、気づき、宣言というのは
ビジョナリー読書クラブでの読書・発表の型となっているものです。
幽霊部員ですが、他の人と読書を通じて交流するのも楽しいものですよ。
ご興味があればお気軽に覗いてみてください。
何かのきっかけになれたら嬉しいです。



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