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最高の集い方 2 〜積読部屋からの便り
大好きな友人が教えてくれて
勧めてくれた本。
読もうと思って買ったのに、
だいぶ埃をかぶっちゃったよ。
ちょっとずつでも、
進もうじゃないか。
その二回目。
引用1 総花的な目的を切り捨てる勇気
特殊性と独自性
(略)
集まりとは「自分の主張を宣言する場」と考えてみてほしい。そうすれば、その集まりならではの目的がはっきり見えてくる。すべての人を喜ばせるような集まりで、魂が揺さぶられることはない。何かを切り捨てる勇気が感じられる集まりは、参加者の魂を揺さぶるイベントになる可能性が高い。何かを切り捨てることは、誰かに疎外感を与えることではない。
「何かを切り捨てることは、誰かに疎外感を与えることではない。」の一言がグッときた。
大丈夫、目的を絞るという意味で切り捨てることは、誰かを切り捨てることではない。
ならば、絞ってもいいな、一部を切り捨ててもいいな、やってみようかな、と、思えてくる。
だって、どうせ集まるなら魂を揺さぶりたい。
引用2 どんな目的を、どう使うか
会の目的は、賛否が分かれるようなものの方がいい。(略)この目的なら、決断を下す際の指針になる。
(略)
目的は堅苦しいものでなくて構わない。深刻なものでなくていい。哲学的でなくてもいいし、社会的な意義などなくてもいい。
(略)
目的を持つと言うことは、なぜ集まるのかを知ることであり、その目的のもとに集まってくれた参加者に敬意を示すことでもある。
(略)
目的をあなたの企画する会合のお守りにしてほしい。集まりに何を組み入れるか、入れないかは目的が決めてくれる。些細なことでも、迷ったときは目的に立ち返り、目的に沿って決めよう。
賛否の分かれるような目的を設定する、というのは一見すると意外だった。
つい、全員に賛成してもらえるのが良いことに、思ってしまう癖がある。
でも、賛否の分かれるようなものじゃなきゃ、判断軸にならない、そうであればこそ、良い意味の「エッジが立つ」というイメージを、持つことができた。
目的を掲げる、と文字に書いた途端に、なんだか「すごいことをしなければいけない」感じが、ついつい、していた。
そうではないらしい。
そして、参加者に敬意を示せる、これは、自分としても嬉しい。
そういう心持ちで人を迎えたい。
「お守り」はいい表現だと思った。
絶えず携えている感じがよくわかる。
引用3 暗黙の了解にご用心・心の準備が要る
心の準備もないのに大胆な目標を中途半端に掲げると、こういうこと(※)になってしまう。私がこの本で提案するのは、まず目的を決めてその目的に心からコミットすること。そうすれば自ずと取捨選択ができる。
中でも、最初に決めなくてはならないのが、「誰を招くか」と「どこで開くか」だ。
(※ 引用者注:全員が賛成した目的があったが、検討途中で無自覚の「暗黙の了解」が出てきて、目的を後回しにする判断をしてしまった事例)
そういう失敗、ありがちなんだろうな。
失敗なのかもしれないけれど、その工程も大事な気がする。
まず大胆な目的を掲げてみなかったら、そもそも、「そういう暗黙の了解に自分達が無意識に縛られている」ことを、知ることすらできなかっただろうから。
「やだぁーもう〜〜!格好いい目的を掲げておいて、腹の底ではこんなこと考えてたなんて!きゃー、恥ずかしいーーー!笑笑」
って言いながら、
その暗黙の了解が実際自分達にとって大事なのか、ここは、新目的にコミットし直すところなのか、
気づいた地点からまた、考えればいいよね。
そういう、揺れを得るためにも、「まず掲げてみる」のって、大事な気がする!
じゃあ、どうする?
これで第1章がやっと終わり。
いろんな集まりに対して、
どんな目的なのか、
それは掲げられているのか、
無意識なのか、
敢えて設定するならなんなのか、
考えてみる。
まずは身の回りの現状把握。
自分の主催の場なら、
考えて考えて、
せっかくならエッジの効いたものを
設定したい。
勇気がいるなぁ。
数稽古でもあるなぁ。
まず、やってみよう!!
この本、今後も何回もに分けてお届けします。
ではまたーーー!
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