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心がほっこりほんわか丸くなったこと

こんにちは。なつみかんです。

今日は4週に1度の心療内科の診察日だった。
前回行った時から、状態は悪くなっていなかったので、
先生に近況報告をし、そしてアドバイスをもらい、
比較的今日はすぐ終わった。
私の状態が悪い時は、色々相談するので少し長くなる。
先生はいつもしっかり話を聞いてくれて、途中で切り上げたさそうな
素振りなど見せない。
それがすごくありがたい。
次行く時はもう4月も下旬の頃。ついこの間箱根駅伝見ていたのに
もう4月だなんて早すぎる。

さてさて、私の最寄駅はローカルな小さな駅なのだが、
とある大企業のオフィスの最寄駅でもあることから、
平日の朝夕はたくさんの通勤者がいる。

そんな駅まで私は自転車で通っている。
そして駐輪場に自転車を置くのだが、その駐輪場の入り口の前を
大企業の通勤者も通るのだ。
朝は時間的に人がまばらで良いのだが、夕方は時短で働いている私は
ちょうど最寄駅に着く頃が、その大企業で働く方々の帰宅ラッシュにあたる。

駐輪場の前を実に多くの人々が列をなすように歩いている。
さすが大企業なので、ちゃんと片側通行が徹底されていて、
道路に広がって歩くような人はいない。

そんな列をなすように歩いているちょっとの途切れを狙って、
私は駐輪場へ入る。意外とコツがいる。(笑)

駐輪場から道路へ出るときも、これまた列の途切れを狙って出る。

そんな折、いつものごとく列が途切れるのを駐輪場の出口で
自転車と共に待っていたら、大体の人は普通に歩いて通り過ぎるのだが、
ある男性が私に「ペコ」っと頭を下げてくれたのだ。
きっと人が途切れるのを待っていることをわかってくれ、
ご丁寧にもお礼(と受け取った)をしてくれたのだ!

なんて素敵な〜〜!!

全く予期していなかったことなので、とても嬉しくほっこりした。

そしてなんと。
それが翌日にも起きたのだ!
今度は女性。

なんて素敵な〜〜〜!!!

2日連続で、今までになかったことが立て続けに起きるなんて
びっくりびっくり!

でも私のなんてことないことにも、「ペコ」っと頭を下げてくださる方が
いるということが、とてもほっこりし、殺伐としていた心が
ほんわかあったかくなり、ちょっとウキウキとして両日とも帰路に着いた。

別に自分をよく見せようとするわけではないが、
基本的に私も横断歩道で止まってくれた車や自転車の運転手には、
「ペコ」っと頭を下げるようにしている。
伝わっているかはわからないけれど、一応そうしている。

ひょっとしたら、そんな私の行動も誰かの心をほんの少しでも
柔らかくしているのか??なーんてちょっと思って、
これからも続けようと思った。

ミスチルの『彩り』という曲に、こんな歌詞がある。

 僕のした単純作業が この世界を回り回って
 まだ出会ったこともない人の
 笑い声を作ってゆく
 そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
 モノクロの僕の毎日に
 少ないけど 赤 黄色 緑

とても好きな曲と好きな歌詞なので、ふとした時に口ずさむが、
この歌詞の部分は本当にそうだったらいいなと
思わずにはいられない。

でも、実際に私は笑い声までは出ないけれど、
上記のような「ふふふ」と思うような出来事に遭遇したのだ。

だからきっと、あそこにいる誰かも、どこかの誰かによって
思わず心がほっこりまあるくなるような出来事に遭遇しているかもしれない。

人って単純だなと思った。
ちょっとしたことでも傷つくけれど、ちょっとしたことでも
柔らかい気持ちになることもできる。

ん?
人じゃなくて「私が」単純なのかな?(笑)

なんにせよ、嬉しかったのだ。


おしまい。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

なつみかん

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